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コラム

公認心理師試験 振り返り⑥心理検査②

公認心理師

2018年10月21日

前回の続きです。
「NEO-PI-Rは、パーソナリティの6つの次元を測定する検査である」
という選択肢でしたが、

NEO-PI-Rは、Revised NEO Personality Inventoryの略で、
NEO-PI-Rは、N(神経症傾向)、E(外向性)、O(開放性)、A(調和性)、C(誠実性)という5因子から構成される質問紙人格検査である。
そのため、この選択肢は「パーソナリティの6つの次元」と言っていますので、違うということになります。(アルファベットを数えたら6つという単純なワナだったのでしょうかね・・こんなのわかってたらすごいですね)


東大式エゴグラム
「東大式エゴグラムは、被検者の自我状態をP、A又はCの3タイプのいずれか1つに分類する検査である」
という選択肢でした。

エゴグラムについては、当塾のインプット講座「心理アセスメント②」から引用すると、
エゴグラムは、精神科医バーン(Berne,E.)によって創始された交流分析理論に基づいて、デュセイ(Dusay,J.M.)が考案した自我エネルギーの配分に関する考え方である。個人のパーソナリティの各自我状態同士の関係と、外部に放出している心的エネルギーの量を評価し、それを棒グラフで表す。人はみな、3つの自我状態を持っているとして、そこからさらに5つの自我状態に区分して考える。
P(Parent)
両親あるいは養育者から取り入れた自我状態CP(Critical Parent)
父親的な役割を担う批判的な親の自我状態
NP(Nurturing Parent)
母親的な役割を担う養育的な親の自我状態
A(Adult)
事実に基づき、物事を客観的かつ論理的に理解し、判断しようとする成人の自我状態
C(Child)
子どもの頃に実際に感じたり、行動したりした自我状態FC(Free Child)
もって生まれた自然な姿である自由な子どもの自我状態
AC(Adapted Child)
親の影響を受けた順応した子どもの自我状態
新版TEG-Ⅱは、自記式の個別式検査である。53項目からなる。「はい」「どちらでもない」「いいえ」を3件法で回答を求める。ただし、なるべく「どちらでもない」に回答しないよう教示する。
結果は、5つの尺度の得点の高低からプロフィールを描き、性格傾向を分析する。新版TEG-Ⅱでは、妥当性尺度を採用しており、妥当性尺度が3点以上の場合、この検査に対する応答態度の信頼性が乏しいと考えられる。また、疑問尺度が32点以上の場合、判定を保留にしたほうが良いと判断される。

問題は「3タイプのいずれか1つに分類する検査」とありますが、上記によると5つの自我状態からパーソナリティを把握するとのことですので、少し違います。

YG性格検査
「YG性格検査は、パーソナリティの12の特性を測定する120項目への反応を通して被検者を典型的な型に分類する検査である」
という問題でした。
矢田部ギルフォード性格検査が正式名称です。
これも同じく当塾のインプット講座「心理アセスメント②」から引用すると、
YG性格検査は、ギルフォード(Guilford,J.P.)らが作成した質問紙をもとに、日本において矢田部達郎らが日本人用に標準化した質問紙法の性格検査である。そして、後に、辻岡美延らが結果を5つの性格類型に分類できるようにした。
 問題は、全120項目になり、「はい(2点)」「どちらでもない(1点)」「いいえ(0点)」の3件法で回答してもらう。この120項目あり、12の尺度からなる。妥当性尺度は存在しない。
 これらの12の尺度が、次の6つの因子を構成する。
○情緒不安定性因子・・・D、C、I、N
○社会不適応因子・・・O、Co、Ag
○活動性因子・・・Ag、G
○衝動性因子・・・G、R
○非内省性因子・・・R、T
○主導性因子・・・A、S
 12の尺度は、6つの因子に分類される。Ag、G、Rは2つの因子にまたがっている。この6つの因子の得点によってそれぞれの傾向を分析し、アセスメントしていく。また、算出された得点を計算し、プロフィールを描く。そして、5つの性格類型から判断する。
A型(Average Type)平均型。目立った特徴はない性格。
B型(Blacklist Type)不安定積極型。情緒は不安定で社会的不適応だが、活動的で外向的。
C型(Calm Type)安定消極型。情緒は安定し社会的に適応的だが、活動的ではなく内向的。
D型(Director Type)安定積極型。情緒は安定し社会的に適応的で、活動的で好ましい性格。
E型(Eccentric Type)不安定消極型。情緒不安定で非活動的で、内向的。

ということでこれが正解だと言えます。


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