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井上博文

大学院・大学編入受験のプロ

井上博文(いのうえひろふみ) / 塾講師

株式会社コムニタス

コラム

英語は大学院入学後必要ですか?

2014年12月26日

テーマ:勉強方法

コラムカテゴリ:出産・子育て・教育

この質問は、私たちのような業種では永遠の問いだと思います。
結論から言えば必要です。
使うも使わないも本人次第であり、使うことを回避し切ることは
不可能ではないと思いますが、あまり適切とは言えません。
臨床心理学に英語は必須ですし、REBTも英語でできたものですから
訳本だけではどうしても不足があります。
私も含むインストラクターは、義務はありませんが、暗黙の了解で
原書を見ていると思います。
そういえば最近A Practitioner's Guide to Rational Emotive Behavior Therapyの
新しい版が出ました。



こういった最新の本は英語で出る確率は高く、また日本語で書かれているよりも
読まれる確率も高いですので、評価や引用がなされる確率も上がるのです。
そしてそういった評価もやはり英語です。

英語はとても律儀な言語ですので、There are three ○○s・・・ときたら
きっちり3つ出してくれます。日本語のものは時々「微妙・・」と思わざるをえないものも
あります。その点からしても、英語の論理構成を学ぶだけでも、非常に意味があります。
また英語の使い手は文法的に正しいかどうかを常に意識していますし、
例えば、不定詞の形容詞的用法も、それを意識して書いています。
日本語で形容動詞を意識的書ける人は、只者ではありません。
それだけ文法に対して正確な知識が必要です。

ただし、英語が話せるようになるにはどうすればよいのかという問いについては
実は競技が違うので、訓練方法が変わります。英語圏に行けば早いという人も
いますが、誰でも簡単に行けるわけではありませんので、非現実的と
あきらめる人も多いと思います。
日本の英語教育は受験ベースですので、いわゆる「受験英語」を学びます。
それは否定しません。それなりのメリットがあるからです。その点については
いずれ書きます。しかし、運用できる英語かと言われると、もちろんそれは違います。
できたら、大学に入って、一から、運用できる英語は4年間(以上)学べるように
することが、私は一番適切だと考えています。




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