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井上博文

大学院・大学編入受験のプロ

井上博文(いのうえひろふみ) / 塾講師

株式会社コムニタス

コラム

最近の圧迫面接傾向

2014年2月27日

テーマ:実は知らない面接対策・集団討論対策

コラムカテゴリ:出産・子育て・教育

面接について面白い記事がありました。
この記事です。
企業での面接のあり方は多様で、私はよくこういった記事で
勉強させてもらいます。この記事によれば、圧迫面接を受けた
割合は12%となっており、私の印象では減少傾向かなと思います。

圧迫面接についてはこれまでも何度か書いてきましたが(例えばこの記事)、
意図的な圧迫と、無意識的圧迫とがあります。
厄介なのは「無意識的圧迫」の方です。
これはむしろ「意図的嫌がらせ」とも取れるものです。
これをされた時には毅然とした態度が必要でしょう。
私が京都コムニタスを始めたころは、このような
嫌がらせ的面接はかなりありました。とりわけ犠牲になるのは
女性で、ほとんどセクハラと呼んでも良いものがたくさんありました。
私は、そういった面接をしてくるところには行かなくていいと
言ってきました。
この記事でも、無意識的に失礼な質問をする面接官は
けっこういる旨が書かれていました。これは企業イメージを
低下させるのですが、こういった面接官は、自分が何を言っているのか
あまり理解できていないのかもしれません。

大学院入試でも、近年はほとんど意図的圧迫面接はないようです。
受験報告書を見ても、ほとんど圧迫されたという記述はありません。
圧迫かどうかは、受験をする側の捉え方もあります。
あまり、怖がりすぎると余計に圧迫を助長することもありますので
不要な恐怖感は落としていくのが妥当です。

私の友人はある企業の人事をしていますが、最近は面接をする側も、
極力失礼にならないような言葉使いをするように事前打ち合わせがあるそうです。
ヘタなことを言おうものなら、すぐにツイッターなどでブラック企業扱い
されてしまうそうです。
大学はそのあたりについて、まだ意識は緩いかなという印象があります。
大学の場合、面接で嫌な質問があったとしても、それはその先生個人の
問題で、大学全体の問題とは取られない傾向があるようです。

当塾では、今年はほとんど圧迫面接や、あるいは失礼な面接は
なかったように思います。特に失礼な面接をする大学への受験を
私が回避したことも、一因としてはあったかなと思います。

結論としては、意図的圧迫面接はほとんどなくなりましたが、
無意識的圧迫面接は必ずしもなくなっていません。そういった学校は
受験を回避するのが妥当ということになります。


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