学力の経済学 子どもを〝ご褒美〞で釣ってはいけないのか?
さまざまな商品、サービスについては、値段があり、その値段には
原価や人件費などを考えて、自社の利益をどのくらいとれるかと
いうことで設定しているわけだが、なかには
とんでもない価格で勝負しているところもあります。
たとえば社労士や税理士のサービスでもそれは一緒で、面談で聞いて
みるとその価格でその人数でその報酬は安すぎるというかあり得ない。
何かあるのではと疑ってしまいます。
そんなとき、 私は常に 「安かろう悪かろう」 という言葉を思い出す
ようにしています。
安いのは理由があり、どこかで帳尻をあわせるしかないので
最低限のことしかしないということ、あとは品質を下げるということ
で対応する、その他いろいろ工夫するのだろうが限度があります。
その結果、大きな損害を会社が被ることになったり、契約を解除し
新たなところに結局チェンジすることになってその時間の損失も
あるわけです。
住宅、衣服、電化製品、食材や飲食店のメニューなど
安くていいものはありますが、どうしてそんなに安く提供できる
のかということを考えず、ただ安ければいいというのはごく一部の
商品やサービスであって、やはり適切な値段というものはあるわけ
です。
常にどうして? なぜ? どのようにして? ということを
考えたり、質問をしたりして、適切な選択をしていかないと
誤った判断をして、結局のところ損をするということになります。
最後に私の好きなキャッチコピーの1つを紹介します。
大手オフィス家具メーカーの株式会社オカムラ( 旧 岡村製作所)
「よい品は結局おトクです」