ブリージャー 新しいライフスタイルの提案
今年は働き方改革、加速の年ということで
具体的に動き始めてはいますが、やはり副業解禁は
騒がれているのでそこだけは数多く取り上げたいと
思っています。
そもそも副業解禁って政府が言っているだけで
会社は8割以上禁止している、まあ許可制ということで
実質認めていないわけでそれが自動的に解禁される
わけではありませんのでそこを勘違いしないこと。
副業は長時間労働を助長することになることは明らかです。
もちろん飲食店のアルバイトを休日にするという
だけでしたらいいかもしれませんが、それでも疲労がたまる
ことになるかもしれませんし、それ以外にもパソコン仕事でも
8時間働いたあとの別の会社での4時間の時間外労働の問題
はどうなる?
副業のほうの労働時間管理はできないから、万が一過重労働で
倒れたときの労災の取り扱いは?各企業の責任は?
労災の休業補償でも、アルバイトしていた時の事故なら
今は、そこでの賃金が元になって休業補償の給付がされるわけ
であってそれで本業も勤務できなくなったとしても生活が
補償されることにはならず、大変なことになってしまいます。
社会保険の加入問題も関係してきます。
雇用保険は、20時間以上ですのでどちらも加入になることが
あり得るけど、一か所のみの企業でしか加入できません。
その賃金でしか計算されないのでたとえば育児休業給付を
受けるときとかに不利になる可能性があるということです。
まだまだ副業解禁といっても課題がありすぎて追いついて
いないので今後これらのことを政府も考えていかないとならず
企業側も労働時間管理という難しい問題をクリアすることは
できないのでどうやってマネジメントするのか?面談や自主報告
させるとかいろいろ対策を考えないといけません。