お客さんから、選ばれる社会保険労務士になるための努力とは?
先日、ご紹介がありまして社労士の新規商談が
できましたので、ある会社の労務管理状況を
現地にヒアリングに行ってきました。
担当の方にはあたたかく迎えていただき、いろいろ
話を聞くことができました。
今回の業種には、ある程度詳しいというのは、強みです。
またお忙しいなか美味しいお茶をわざわざ出して
いだたき、ありがとうございました。
1時間近く話していましたが、話を聞いていて
ご縁があれば今後ぜひともお役にたてればと
思う会社さんでありました。
いろいろ手間がかかるところなどもお聞きすることで
対策もアドバイスできましたし、やりがいはありそうです。
ただ、社長ではないので、やはり社長の話を聞いて、
その意向や希望事項を聞くまではなかなかわかりません。
100人未満の中小企業は、やはり社長の考え方
によるものが大きいと思います。
経営者寄りとか従業員寄りとかではなく、
あくまで将来に向かって会社をより良くする
ためにということを私自身は大事にしています。
ヒアリングもメールのやり取りでは、わからないことが意外と
あるものです。実は健保組合加入だったとか、労働保険事務
組合に事務委託していたとか、子会社が別に2つあったとか
契約後に知って慌てて対応することも過去にはありました。
失敗ではなくあとから気づいただけなのですが、これも経験が
いきてきて数多くやっているとポイントはわかってきました。
たまに賞与4回支払っていたりする会社もあり、そうなると……もう。
また年金事務所の調査を放置していて一緒にやってほしいという依頼が
あったりといろいろな会社があるものですが、契約前に話して
くれず、あとから、実は…ということもあります。
算定基礎届のやり直しや、加入漏れで、10人以上とか。あとは2年遡り取得に
なる可能性があるのであれば、それは、関与する前に丁寧に話をして、理解しておいて
もらわなければなりません。
あとから、そんなはずじゃ?ということがないようヒアリングをしっかりすることが
スムーズにスタートさせるコツかもしれません。