24時間テレビ 小さなキセキ 「やらない善よりやる偽善。」
カンブリア宮殿にレオス・キャピタルワークスの
藤野社長が出演していました。
間違いだらけの”日本の投資”に変革を― 成長企業
を見抜くカリスマが明かす投資術!」ということで
番組のほうを楽しみにしていました。
ただし、投資は自己責任ですから、慌ててこの
投信を買えばいいというわけではないのでご注意下さい。
藤野さんは、脅威の運用成績を上げる伝説の
ファンドマネージャーで、レオス・キャピタル
ワークスを2003年に創業し、現在では
運用資産残高:約2053億円。
ひふみ投信という人気商品のパフォーマンスは
まあすごいものです。
やはり、成長しそうな企業には、
投資していくかどうかを現場に足を運んで
社長の言葉や態度を観察することが基本。
何事も一緒ですが番組の中で、藤野社長が、
こういう会社は、成長しない会社だといえる
ことが、3つありました。見分け方は、ズバリ
下記の3つ。
晴れなのに傘立てが傘だらけ
会社の入り口に晴れの日に傘が置いてあるということは「片付ける
人がいない」ということを表している。誰か率先して女子社員で
も男性社員でも片付ける人がいたらきれいになる。
それがそのまま置いてあるということは、会社で起きている
ことを「自分ごと」として考えていない人が多い、という
ことの現れである。
社内がスリッパ履き
公私混同になってしまっている。すなわち、会社を自宅の
ように過ごしたいという気持ちの現われである。パブリック
な場は靴でどこでも入っていけるが、靴を脱ぐ、サンダル
を履くという事は自宅と同じだということである。
社長の自伝を手渡し
経営者が「今」を生きていない。過去の業績や
過去やってきたことを話したいというのは終わった人で、
「今」を生きている人は今やっていることや将来やり
たいことを語りたくてしょうがない。
だからといって必ず成功するとは限らないが、少なく
とも過去のことばかり話す人が成功することはまずない。
あくまで、藤野さんの過去のデータからです。
説得力があり、参考になりますね。
会社の傘立てを見るとよくわかるというのは、
私と友人のコンサルタントが十数年前からよく会話を
している鉄板ネタでしたが、当たり前といえば当たり前。
自分ごととして、片づけたり、判断したりする人が誰もいない
会社なので、それは駄目です。
あと、いつもアポなしで訪問しているのに
社長が常に会社にいて、暇そうにしている会社、
成長していく会社は、社長には時間がないはず。
電話が鳴らなくて、シーンとしていて、社員どうしの
会話がない会社も個人的には成長しない会社だと
思います。
傘立てから学ぶ ちょっとした気遣い
http://iwave.blog73.fc2.com/blog-entry-1984.html
オフィス玄関にある傘立て
http://mbp-japan.com/tokyo/iwave/column/9268/