相手が求めているものを提供する

庄司英尚

庄司英尚

テーマ:仕事・業務依頼

万が一、労災で死亡事故が
起きてしまったらどうなるのか?

中小零細の経営者は、労災ではいくら給付があるのか?
ということを知っておきたいのであり、ざっくり
こういう場合なら、こんな感じということを理解
しておきたいはずです。

それにも関わらず、どうしても社労士は細かい
知識があるのが邪魔になり、お客さんが求めている
もの以上の不要なものまでを提供してしまいがちで、
(それも時間がかかってしまって)
それは実はあまり嬉しくないサービスだということを
お客様目線で考えないといけないのです。

だから給与30万くらいで奥さんと小さい子供1人で
万が一があった場合、このくらい給付がありますよ
という答えることだけできればいいのです。

もちろん、年金と一時金のことは話さないといけないですが
お客様が求めていないものを押し売りしすぎないように
メリハリをつけて、相手によって同じ中身を伝える
のにも工夫しないといけないということを理解したい
というより、私も注意しないといけないと思っています。

たとえば法改正がどうして行われたかの背景を知りたい人がいれば
また法改正事実だけを知りたい人もいる。

またある人はその法改正で考えられる二次的影響まで
教えてほしいという人もいるだろう。そんなときに、そういう人に
先回りして提案してあげることがプロの仕事でもあり、求めて
いることを教えてくれる優秀な専門家なのかもしれません。

中小企業経営者はせっかちで、面倒くさいところは
はぶいて結論だけほしいということが多いということを
昔、ある経営者からしつこく教えられたことがあり
ふと思い出したのでこんなブログを書いてみることにしました。

リンクをコピーしました

Mybestpro Members

庄司英尚
専門家

庄司英尚(社会保険労務士)

株式会社アイウェーブ(アイウェーブ社労士事務所 併設)

プロフェッショナル集団として学び続け、サービス業であるということを忘れず、何事にも全力で取り組みお客様の悩みを解決し、最終的には業績アップに貢献できるよう日々努力します。

庄司英尚プロは朝日新聞が厳正なる審査をした登録専門家です

関連するコラム

プロのおすすめするコラム

コラムテーマ

コラム一覧に戻る

プロのインタビューを読む

現場を大事にする社会保険労務士

庄司英尚プロへの仕事の相談・依頼

仕事の相談・依頼