年次有給休暇の基準日付与は意外と難しい

庄司英尚

庄司英尚

テーマ:休日・休暇・休憩

年次有給休暇の管理が面倒くさいという相談はよくあります。

人数も30人くらいを超えてきて中途社員が多いと、法律のとおりで
6か月を超えて10日、1年6か月で11日・・・と計算して、時効で消滅
する分があり、なんだかわからなくなり、しまいにはアルバイト・パートさ
んもいろいろな勤務日数の方がいて、実は有休残日数の管理が
間違っていて従業員から指摘されて、気がつくということがあります。

そんなときには、年次有給休暇の基準日付与という方法もあります。
年に1回の基準日を設けるのも良いのですが、メリットとデメリットがあります。

この基準日付与は結構マネジメントが難しかったり、かなり従業員に
有利に付与することになったり、いろいろ大変でしっかり就業規則に
記載して、よく理解しておかないと従業員から質問されてわからない
ということなってしまいます。

とくに付与日、時効について解釈を間違えている会社さんが多いので
勝手にどこかの会社の真似をして導入した気になっているけど
自信がないという方、一度見直しして法律に違反していることがないか
しっかり年次有給休暇について理解している社会保険労務士に
チェックしてもらってください。

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庄司英尚
専門家

庄司英尚(社会保険労務士)

株式会社アイウェーブ(アイウェーブ社労士事務所 併設)

プロフェッショナル集団として学び続け、サービス業であるということを忘れず、何事にも全力で取り組みお客様の悩みを解決し、最終的には業績アップに貢献できるよう日々努力します。

庄司英尚プロは朝日新聞が厳正なる審査をした登録専門家です

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