慶弔休暇を考える ~ 忌引休暇扱いの範囲は?
年次有給休暇の管理が面倒くさいという相談はよくあります。
人数も30人くらいを超えてきて中途社員が多いと、法律のとおりで
6か月を超えて10日、1年6か月で11日・・・と計算して、時効で消滅
する分があり、なんだかわからなくなり、しまいにはアルバイト・パートさ
んもいろいろな勤務日数の方がいて、実は有休残日数の管理が
間違っていて従業員から指摘されて、気がつくということがあります。
そんなときには、年次有給休暇の基準日付与という方法もあります。
年に1回の基準日を設けるのも良いのですが、メリットとデメリットがあります。
この基準日付与は結構マネジメントが難しかったり、かなり従業員に
有利に付与することになったり、いろいろ大変でしっかり就業規則に
記載して、よく理解しておかないと従業員から質問されてわからない
ということなってしまいます。
とくに付与日、時効について解釈を間違えている会社さんが多いので
勝手にどこかの会社の真似をして導入した気になっているけど
自信がないという方、一度見直しして法律に違反していることがないか
しっかり年次有給休暇について理解している社会保険労務士に
チェックしてもらってください。