社員の「脱スマホ」に会社が奨励金 その目的はいったい何なのか
朝日新聞の記事におもしろい会社、これこそ新しい働き方というか
独自のマネジメントで業績も少しよくなっているという会社が紹介されていました。
普通じゃないから取り上げられるわけですが、とてもいい内容の記事を
丁寧な取材のもとで書かれている印象を受けました。
出欠自由、好きな作業だけ担当でもよし、そんなんじゃ普通無理ですから・・・。
でもそういう会社だってあるんだということです。
パートに導入している独自の制度ですが、普通で考えたらおかしいと思う
ようなものでも、そういうスタイルのほうがあう会社もあります。もちろん試行錯誤
があり、生き残るためにやったわけです。
採用が難しいなかでは、働く側が気をつかわなくていいのでそのほうが楽で
ストレスがかからないから、そのほうが成果も出るというのはいい選択
だと思います。
管理ではなく自主的に、そして時給パートは働かなければ無給なわけですから
出勤はしてくるけど、時に急用などで休む時に電話連絡とかしなくて
いいというのはパートさんにとっては気をつかわなくていいのは楽でお互い
さまでわかりあっているから人間関係なども悪くならないはずです。
そうはいっても、この会社だからできるのであって一般の会社がそれはいいということで
簡単に導入するのはおすすめできません。この会社のこれまでの経緯や職種
業種、そしてそれでも上手にまわせるマネジメント術が相当素晴らしいからできるだけ
であり、決して楽ではありません。
働き方はそれぞれであり、柔軟性が求められる時代なので
パートさんもこれはいいということで興味をもたれることがあるかも
しれません。仕事の特徴で調整がしやすい職場などは参考になると
思います。
朝日新聞
出欠勤自由・好きな作業担当 大阪の会社、パートに導入
http://www.asahi.com/articles/ASJ9F66RRJ9FUTFL00P.html
好きな日に連絡なしで休んでいいし、嫌いな作業はしなくていい――。パートの従業員にそんな自由な勤務を認めている会社が大阪にあります。サボる人がいるのでは? 会社が回らないのでは? いえいえ、むしろ効率が上がって経費も減ったといいます。
その会社は、飲食店や小売店向けに天然エビを加工・販売している大阪府茨木市のパプアニューギニア海産。正社員は、社長の長男で工場長の武藤北斗さん(41)と、営業や事務もこなす男性の2人だけ。加工作業を担うのはパートの従業員10人で、20~40代の子育て世代の女性が中心だ。
3年前の7月、パート従業員を対象に好きな日に連絡なしで出勤・欠勤できる「フリースケジュール」を導入した。工場長の武藤さんの発案だった。それまでは事前に出勤日を決め、欠勤や遅刻・早退するときは書類の提出を求めていた。
シフトを調整しないと作業に支障が出そうだが、冷凍のエビを扱っているので、出勤する人数次第で1日の作業量を増減できる。
5年前から働くパートの30代女性は、新制度の導入後は子どもが体調を崩しても焦らなくなり、平日が休みのサービス業の夫と一緒に休めるようになった。「他の従業員も家族優先なので、互いに誰が休んだとか気にならない」と話す。
以下省略 トップのリンク先参照