約6割(1,479事業場)で違法な時間外労働を摘発~
これは大きなニュースでもありますが、ひとごとでは
ありませんので残業が多いところは要注意です。
先週、厚生労働省が千葉県にある棚卸代行業者でJASDAQにも上場している
企業を違法な長時間残業があったとして、企業名まで公表しました。
今後もこのような企業名公表は普通にされることがあるので
初期の段階での是正勧告に真摯に対応し、状況を改善して
いかなければなりません。
違法な長時間残業と判断 厚労省が初めて企業名公表
5月19日 NHKオンライン
厚生労働省は、千葉市にある棚卸し業務の代行会社の複数の営業所で違法な長時間の残業があったとして、この会社の名前を公表しました。長時間労働を防ぐため、厚生労働省が行政指導の段階で企業名を公表することを去年、決めてから企業名が公表されたのは初めてです。
厚生労働省によりますと、この会社は、千葉市にある棚卸し業務の代行会社、エイジスで、従業員のうち63人が、違法に月100時間を超える残業をさせられていたということです。
厚生労働省は、この会社の4つの営業所でこの1年間に4回是正勧告を行ったということで、違法な長時間労働が繰り返されていると判断し、19日に企業名の公表に踏み切りました。
厚生労働省は去年、長時間労働を防ぐ対策として、全国に展開する大手企業について、行政指導の段階で企業名を公表することを決めましたが、企業名が公表されたのは今回が初めてです。
エイジスは全国50か所に拠点を持ち、昨年度の売り上げは179億円に上っています。
エイジスは「是正指導の内容を真摯(しんし)に受け止め、すでに社長を委員長とする社内プロジェクトを立ち上げ、労働時間管理の徹底や業務の効率化などの取り組みを始めています」とコメントしています。