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今日は、最近やたらと増えている出戻り制度の中から
、亀田製菓のハッピーリターン制度について紹介します。
亀田製菓の商品、「ハッピーターン」に
ひっかけたものでこのネーミングだけで
ご飯3杯いけるくらいうまいと思った次第です。
さて、過去には、出戻り制度といえばこちらでとりあげたのは、
下記の3つの記事です。いずれも肯定的な記事が多いのですが、あえて
問題になる点はどこかということを亀田製菓の事例を紹介しながら
そのデメリットについてまとめていこうと思います。
出戻りOK? そのトレンドとポイントは?
http://iwave.blog73.fc2.com/blog-entry-2355.html
出戻りはあり?
http://iwave.blog73.fc2.com/blog-entry-1958.html
クボタのカムバック制度 クボタ、退職して何年経っても「正社員」として戻れる制度開始
http://iwave.blog73.fc2.com/blog-entry-1417.html
ずばり、今回の亀田製菓の事例に限ったわけではありませんが
まず「出戻り」が当たり前のようになると社内風土が悪くなる可能性
があります。
またプレジデントオンラインの記事の中で高城さんが指摘している
とおりで、やはり制度には工夫が必要で間違えると組織が壊れて
しまいます。
制度設計には工夫が必要で「戻ってきたからといって、同じ
部署に戻したり、役職を上げたりしないこと。むしろ厳しめの
待遇にしたり、新規事業を担当させるなどして、結果を出してもらうべき」
いくら過去いた部署のほうが仕事にも慣れているし、都合がいいか
らといってそのまま戻したら意味がないので、やはり新規事業のようなところ
を任せてみたいと思います。
一度、外の会社に入ってみて、自社を見ることにより、いろいろ
新しく見えたものもあったと思います。中にいると気づかない
ことは、こういうきっかけで変えてほしいということです
プレジデントオンラインより
亀田製菓が2015年11月より「ハッピーリターン制度」を導入した。この制度は、さまざまな事情で退職した元従業員が同社に復職することを可能にする、いわば「出戻り制度」である。こうした制度はここ数年、独立や転職者の多いインターネット系のベンチャー企業でも多数導入されている。出戻り社員は一度その会社を経験しているから、再度、職場で活躍してくれることは間違いないという安心感があるわけだ。また、近年の採用難や、企業が育成コストのかからない即戦力となる人材を欲しているということも、出戻り制度導入の背景にある。
セレブレイン代表の高城幸司氏は「ほかの会社に行った人が戻ってくると、“隣の芝生は青くなかった”とわかって、自社の強みを再認識し、社内でプロモーションしてくれる」というメリットを指摘する。一方で、「一度辞めてもいつでも戻ってこられる」と従業員に思われてしまうデメリットもあるという。そのため制度設計には工夫が必要で「戻ってきたからといって、同じ部署に戻したり、役職を上げたりしないこと。むしろ厳しめの待遇にしたり、新規事業を担当させるなどして、結果を出してもらうべき」(高城氏)という。これから同制度導入を検討している会社は参考にするといいだろう。