就職活動で首都圏の自治体の人気に陰りが 景気回復で自治体の合格倍率も減少 

庄司英尚

庄司英尚

テーマ:新卒採用・採用

先日、気になる記事を読みまして世の中の傾向とともに
将来を読み解く力を身につけるためにもこういう情報を
自分でどう考えるかが大切だと思いますのでご紹介
します。

自治体人気が景気回復でちょっと陰りが・・・という記事です。

景気が悪くなると、公務員人気は高くなりますが、
その逆で景気が回復しつつある、今の時期は
民間の人気があがってきて、超売り手市場なので
結果的にちょっと人気が下がる傾向があります。

採用試験などは、民間のほうはいくつも会社はありますし
国1とか地方上級の難しい筆記試験などを
受けて合格するより簡単かもしれません。

しかしながら、長期的に考えてどちらがいいのかは
また別の問題です。歴史は繰り返されます。バブルの
頃を知っている人もだんだん少なくなったと思いますが
まさかあのバブルのあとの就職不況を予測
はできなかったと思います。

景気の影響もそうですが、そもそも自治体は採用が受身で
応募する人を待っているようなイメージ。黙っていても受けたい人が
山ほどいるから、積極的に優秀な人を採用しに行くという考え方は
あまりないかもしれません。勝手に思い込みというかきめつけると
また怒られちゃいますから・・・・。


日経新聞より一部引用

就職活動で首都圏の自治体の人気に陰りが出てきた。

2016年春卒業予定の学生を対象に今夏までに実施した
15年度の採用試験で、東京都や神奈川県、埼玉県は一般行政職
の合格倍率が14年度を下回った。景気回復で採用を増やす民間企業に学
生が流れ、自治体受験者が減少。人材を確保するため異例の追加募集
に踏み切ったり、16年度に向けて対策を検討したりする自治体もある。



自治体も優秀な人材を青田買いするというか受験してもらえる
ようにアプローチしないと、自治体自身の将来も危うくなります。

トップの影響も大きいのですが、やはり優秀な頭脳や積極的な
行動力が伴った人材が欲しいのは民間と一緒で、発想を変えないと
いけないのだと思います。

それでは、自治体で働く魅力は何か? 思っている以上にすごい
ことができるようになりました。なぜなら人口減少社会、超高齢化社会
医療などたくさんの問題の中で求められるものは何かということ
を考えていかなければならないわけで街づくりという単純なことだけ
ではありませんし、壮大な事業を動かすことができるわけです。

人気がなくなれば優秀な人がくる確率もさがるわけだから、そこに危機意識を
もたないといけないのですが、大きな自治体はそうは考えない。

勘違いも甚だしいのですが、守り中心で安定しているだけで応募してくる無難な
人では変革はできません。まあ公務員だからそれでいいのかもしれません
が、なんだかもっと優秀な人が集まってほしいと思うところもあります。

私の故郷の会津若松市役所にも結構いい大学を出て就職した
友人がたくさんいる( そういえば、H君 (ちゃぼ)は元気? )わけですが、
なんだか会津若松市役所は、いまいちぱっとしないような気がしたけど、
それ以前にざっくりというと、とにかく、堅いよね。

ふるさと納税の制度も会津若松市のあの制度内容じゃいまいち
魅力ないでしょ?

やる気ないのか、結局限界があるのか? 世間の動きをもっと
学んだほうがいいと思った次第です。



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庄司英尚
専門家

庄司英尚(社会保険労務士)

株式会社アイウェーブ(アイウェーブ社労士事務所 併設)

プロフェッショナル集団として学び続け、サービス業であるということを忘れず、何事にも全力で取り組みお客様の悩みを解決し、最終的には業績アップに貢献できるよう日々努力します。

庄司英尚プロは朝日新聞が厳正なる審査をした登録専門家です

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