友人の結婚のお祝いを探しまわる1日 もらう側の気持ちを考える
随筆 「思い出す事など」において
漱石は、修善寺で病に倒れたあとに
下記のとおり書いている。
「仰向に寝た余は、天井を見つめながら、世の人は
皆自分より親切なものだと思った。
住み悪(にく)いとのみ観じた世界に
忽ち暖かな風が吹いた。」
この大患の漱石とは、状況が違うわけですが、似たように思いを
私も先日、少しだけ感じました。
暖かな風が吹いた という言葉がしっくりくるような出来事が
あったのですが、ほんとうに偶然の何かと思いました。
漱石は、そのあとに
「・・・・・・・・・~そうして願わくば善良な人間になりたいと考えた。
そうしてこの幸福な考えをわれに打ち壊す者を、永久の敵とすべく心に誓った」
と書いています。
ある新聞では、この漱石のくだりとリンクさせて
私たちは東日本大震災の直接の被害者ではないけど
確かに日本人はみな大病の経験者のようなもの
と書いていました。
ある国民性の調査では、
「たいていの人は、他人の役に立とうとしている」が
45%で
「自分のことだけに気を配っていきている」
は、42%
とはじめて逆転したそうです。
これが漱石のいうところの「暖かな風」なのかも
しれないと結んでおり、ぜひともこちらにも
記録として残しておきたいと思いました。
社会保険労務士の仕事は、基本的には
中小企業経営者の影で支援をすることで常に
何かの役にたちたいという思いが必要です。
事務手続きをする単純なアウトソーサーではなく
もっと人間味あふれる、人事労務管理という難しい
専門業務を法律をもとに提供するサービス業であります。
弊社スタッフにもそのあたりをきちんと伝え続けて
いかなければならないと思っています。
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