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庄司英尚

現場を大事にする社会保険労務士

庄司英尚(しょうじひでたか) / 社会保険労務士

株式会社アイウェーブ(アイウェーブ社労士事務所 併設)

コラム

演台で講演  距離感縮める工夫

2014年11月6日

テーマ:セミナー・講演・研修

コラムカテゴリ:ビジネス




セミナーや講演の仕事をする際に
会場の環境は、とても大切です。

豪華設備、主催者のものすごい気配り
など最高のところもあればそうでない
ところもあります。

私は与えられた環境でただベストを尽くすだけですが、
会場が一流ホテルとかだったりすると演台があることが
ほとんどです。

パソコンも手元において、立派なスピーカー、
モニターもあったりしてすごいところはほんとうに
すごくてなんだか緊張してしまいます。

マイクもあるので環境としてはやりやすいのですが
その反面注意しないといけないこともあります。

それは受講者との心の距離です。
もちろん実際の距離も離れています。

演台は、専門家としての品を感じさせるアイテムであって
威厳もたかまるので、法律の話やリスクの話には説得力も
増すのでいいかなと思っています。

しかし演台があることで壁ができてしまい、なんか動きにくい
というか自由がちょっとなくなるような感じがするのです。

聞く側にとっては講師と距離があると
いい話であってもあまり響かず、
結果的に眠くなります。だから最初に
期待させるようなキャッチが重要なわけです。

ところどころで、「えっ?」というような驚くような
話、笑いのある話もいれたほうがいいときも
ありますが、演台はちょっとそういう笑いとか
をたまに入れるにはあまりふさわしくないの
かもしれません。

まあおもしろくないから笑いもなく、さらに苦笑いすら
ないとこちらもあれ??と思うことが過去数回ありました。
ほかでは笑ってくれても地域性により全然違うことは
あります。

マイクなど使わないでできるだけ動きながら
話をして、ホワイトボードを少しだけ使って
一部コミュニケーションをとりながらすすめる
のが私は結構好きです。

最終的に何かの気づきを与えて相手目線での満足を
提供できたかということで自分を厳しく評価し、次回に
いかしていかなければと毎回思っています。

そんなわけで演台があっても距離感を縮める工夫は、
挨拶を含めた最初の言葉が大切です。

挨拶やエピソードなど導入部分の工夫。これからへの
期待が高まるような「大胆」な演出もときには必要なのでしょう。

事例でも受講者が自分に置き換えられるような話だと親近感が
あるので、興味を持ってくれます。その反応をよく観察することで
展開にも変化をつけれる余裕がほしいです。

心の距離感を縮めるには、親近感のある
具体的な話(守秘義務があるので一部修正して)
が一番効果的です。

とにかく日々学ぶことばかりで、話すことは大変難しい仕事ですが
やりがいのある仕事ですので、日々の読書や他の方の
セミナーを受講するなどコツコツと勉強して皆様のお役に
たてるように頑張りたいと思います。


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