大卒初任給19万9,600円、前年比1.2%減/厚生労働省平成24年賃金構造基本統計調査結果
4割が「賞与ほぼ0円」なのに“上昇”報道の不可解
プレジデントのWEBのコラムから興味深い内容のものを
見つけましたので、ズバリするどいこういう切り口が
好きなので取りあげます。
給与は増えているという発表、そして
賞与額も前年より増えているという
先日、発表がありましたが、皆さんは
疑問に思いませんでしたか?
どうしてもそういうデータの発表をしたい国の裏の意図が見えるわけ
ですが、そこは実態を知っている人からすればまたまたと思うわけでして
今回はこのような賃金に関して
違う調査(ヤフー)からおもしろいデータがあがってきました。
一部引用
政府の発表と、それを真に受けて報道する新聞社を尻目に、ヤフーが面白い調査をやってくれた。「夏のボーナスは増えた? 減った?」だ。これは2014年の8月に実施されたもので、6万2122人が回答した。
第1位は何だったかといえば、なんと「ボーナスがない」だ。
「ボーナスがない」というのは30.8%あり、1万9188人が回答した。第2位は「減った」で、26.9%、次に「変わらない」が22.5%と続いた。期待されていた答え(?)である「増えた」は19.8%で、もっとも少数派だった。
引用ここまで
これが事実であり、中小企業においてはほんとうに賃金がアップしている
感はあまり感じていない人のほうが多いはず。まして社会保険料は高く
なる一方ですから、今後はさらに大変になります。
いずれにしてもこのような統計データは、発表する側の意図があるものが
ほとんどで、アンケートでもシナリオありきの調査が最近目立ってきていて
なかなかそのまま素直に読まないほうがいいことがあります。
プロであれば、その影に隠された意図、どうしてこういうデータを
発表する意図があるのかということを掘り下げて考えることが
できる人こそ、仕事のできる人の要件ではないかと思った次第です。
■【【株式会社アイウェーブ 公式サイト】
■【日本橋ではたらく人事コンサル会社の社長ブログ】
■私の取材プロフィール
■経営者にためになる、お得なコラム満載 直近コラム 15件