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「嫌われる勇気」 ついつい手にとってしまう本のタイトル
だが、実際にランキング上位で結構売れていたというか
今も売れている本のようです。
嫌われる勇気―――自己啓発の源流「アドラー」の教え
(2013/12/13)
岸見 一郎、古賀 史健 他
まあ私には嫌われる勇気はありません。真面目だけがウリの
小心者です。基本的に嫌われたくないですし、そんな勇気は持ちたくないです。
みんなからできれば好かれたいという思いが強くあります。
さて、この本の「自由とは他者から嫌われることである」という
キャッチに惹かれてしまうわけでしょうけど・・・。
自由とか、幸福とか ちょっと難しくないのかなという感じでもあり
ちょっと前に読んだ、フロムの自由からの逃走なんかも思い出させたり
したのですが、ちょっと方向性は違いました。
先日、スタッフと会話をしていたときに
心理学では、ユングやフロイトだけではなく、
「実はアドラーも有名なんですよ。」 とさらっと。
そして「今、本をちょうど読んでいるところなんです」という
何とも微妙な精度の低いスルーパスを受けてしまったので
気乗りはしなかったが、ちょっと立ち止まって
考えてみたわけです。
私は少し興味があったのでせっかくなのでパスを受けてみました。
そうでないと交換書籍のルールが崩れてしまうからです。
ただ嫌われる勇気がないだけかもしれません。
でもあえて、「嫌われる勇気」のほうからではなくまずは正統派で
入門本を買って読んでみました。今、2章読み終わってすこし
休んでいます。(休日カフェ読書にしては重い・・・。)
アドラー心理学入門―よりよい人間関係のために (ベスト新書)
(1999/09)
岸見 一郎
さて、そのアドラーの基本的考え方を整理すると
わかりやすいまとめは、ダヴィンチから引用。
アドラー心理学は他者を変えるためではなく、自分が変わるための心理学で、その内容はなかなか刺激的だ。
「全ての悩みは対人関係にある」とした上で、 これまでの人生に何があったとしても今後の人生をどう生きるかについてはなんの影響もないということから「トラウマの明確な否定」をして、原因ではなく目的で考えよと説く。
そして「他者からの承認を求めることの否定」「他者の期待など満たす必要はない」「他者の課題には介入せず、自分の課題には誰ひとりとして介入させない」「人生に意味なんてない」というような、「空気読め」という雰囲気に満ちている日本では、なかなか実行することが難しそうなことが並んでいる。
こんなアドラー心理学ですが、今の時代にはあっている
からちょっとしたブームにもなるのでしょう。難しいことを余計難しく
するのがこういった学問の傾向なんですが、シンプルです。
このようなきっかけでアドラーがもっと知名度をあげることが
できれば、いいのかなと思います。ただフロイトのトラウマの
否定をするという考え方は、どうなのか? という疑問は
残っています。
続きを読んでまたコメントをするかもしれませんがまずは途中報告
をしておきたいと思います。
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