オフィスの新常識 N・H・K 職場で好まれるしぐさ
2月のことになりますが、社会保険の調査ということで健保組合加入の企
業ではありましたが、呼び出しを受けたので年金事務所に行って1時間程度
情報収集も兼ねていろいろ話してきました。
膨大な資料の準備をして紙袋に2つ分くらい持参したので腕が痛かったです。
社会保険労務士に委託しているということでひととおり資料を見ましたが、
問題ないということで調査官からもお褒めのような言葉をいただきました。
こちらも噂で同業から聞いた不正をする企業のやり口や他の人事企業担当者
から聞いた悪質な話も話しました。すると調査官からも最近の調査の
スタンスや事業主向けへのこの部分をしっかりやってほしい点、こういう
内容の相談が増えているとか、少し前にこんな調査内容の会社があったと
かいろいろ教えてくれました。
まあ話しても問題ない範囲のことではありますが、年金事務所との接点も
企業の新規加入のときや、調査のときくらいしかなく、あとはほとんど
郵送なのでチャンスを上手に活用したまでです。
調査は月に2件とか3件あるときもありますが、年金事務所からすると
年中やっていて、毎回ヒアリングシートをもとに所定労働時間や休日や
事業概要を聞いたりするのは大変なことだと思います。
いずれにしても会社概要や就業規則等ははきちんと準備できるようでしたら
用意して持参したほうがいいかと思います。
そういうわけで、社会保険の調査も今回のような普通の定期調査であれば
問題ない企業は、まったく何もないですが、役所が裏をつかんで(告発があって)
調査をしてきたときには大変なことになります。
いずれにしても2年が時効にはなりますが、遡って等級の調整をするとか
意図的に低い等級での取得したときなどは全部修正をさせられることに
なるかもしれません。また年末調整などの計算も変わってくるので大変そうです。
そんなことをふまえて、調査を受ける前にまずは社内監査をしてみてはいかがでしょうか?
弊社では、過去にたくさん社会保険の適正な手続きが行われているかと
監査をさせていただいていますが、何らかの問題や誤った解釈などいろいろ
発覚することがございます。
調査のときにいきなり問題が発覚するとなると会社としても問題になりますし
担当の役員や部長としても責任問題になるといけないので早めにチェックが一番です。
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