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就活学生が異色の逆面接制度 京都「ゆめみ」の斬新な試み
京都に本社があるゆめみというアプリ開発会社
が就活学生に逆面接制度を導入しているそうで
記事になっていたのでとりあげてみました。
この会社は、以前にも野菜を支給するという
ユニーク制度を導入して紹介されていて
私自身が興味をもっていました。
この逆面接制度、初年度の昨年は、採用したい人が
ゼロということで失敗に終わったそうですが
今年もさらに工夫を凝らして面白い人材に応募して
もらえるよう努力している最中です。
今回は、産経ビズに取り上げられたこともあり
興味関心を持つ人も増えたと思いますので
最終的にどのくらいの応募があって、採用した人が
何人になったのかできる限り、追いかけてみたいと
思います。
以下
就活学生が異色の逆面接制度 京都「ゆめみ」の斬新な試み
景気に薄日が差し始めたとはいえ、氷河期の状況が続く学生の就職活動。企業も面接やグループ討論などあの手この手で、優秀な人材を“発掘”しようと悪戦苦闘している。そんな中、スマートフォン(高機能携帯電話)用アプリなどの企画・開発会社、ゆめみ(京都市)は、通常の面接試験ではなく、就職を希望する学生側が社員に質問する「逆面接制度」を採用している。なぜ、こんなユニークな採用試験を取り入れたのだろうか…。
面白い人材を!
「もっと面白い学生に会いたい」
同社総務人事部の松田新吾部長は、昨年度に始めた逆面接制度のきっかけをこう打ち明ける。新卒応募者に年々物足りなさを感じ始めていたからだ。
学生が面接官さながらに、社員に対して自由に質問をぶつける異色の採用試験は、インターネット交流サイト「フェイスブック」のみを通じて募集した。
デジタルコンテンツの企画・開発を手がける同社にとって、交流サイトを活用している人材は、「社員としての適性の一つを備えている」と考えたからだ。
初年度の昨年は、5人の新卒採用枠に対し26人が応募。
応募者には同社の概要や平成12年の会社設立以来の歴史を記した「履歴書」を前もってメールで送る。
履歴書には、「趣味=ものづくり」など、クスリと笑わせる記述も。学生はこの「履歴書」などをもとに、社員を“面接”するという流れだ。
「こんな風変わりな面接をあえて楽しめるような、手応えのある学生が来てくれるかもしれない」。松田部長は期待に胸を膨らませていた。
初年度の採用は“ゼロ”
ところが、「逆面接」初年度は「良いと思える人材」に出会えず、採用者はゼロに終わった。
「売上高は?」
「社内の雰囲気は?」
質問内容に制限はなく、「どんなことを尋ねられるか」と楽しみにしていた松田部長だったが、実際には、ありきたりの質問や待遇面の質問がほとんどだった。「それを聞いてどうするのと疑問を感じることもあった」という。
質問はその人の興味、関心の表れだ。だから、学生が何を質問するかで、会社にどんな関心を抱いているかが分かる。
本来、就職活動で最も気にすべきは仕事内容のはずで、松田部長は「自分がやりたいことをここでやらせてもらえるか、といった問いが欲しかった」とこぼす。
今年こそは…
初回の採用数はゼロだったが、8月から実施する今年度は少し趣向を変え、「バトルゲーム風逆面接」として、ホームページや就職サイトにも募集情報を広く公開する予定だ。
逆面接を受けるのは男女2人の社員。書類選考の合格者を対象に、「どちらの社員と面接したいか」を選ばせる。
松田部長は「一般的に、女性は男性よりソフトな印象ですが、実際のところ男女どちらの社員が、学生にとって厳しい査定になるかは分かりません」と話す。
逆面接で“合格”と判断されれば、最終的に役員から通常の面接を受ける。そこで認められると、晴れて「内定」を勝ち取ることができる。
マニュアル通りに受け答えする学生に「人柄や考えが見えない」と困惑する採用担当者は多い。
「逆面接制度」を優れた採用手段にできるか、ゆめみの実力も試されそうだ。(田村慶子)
◇会社データ◇
京都本社=京都市下京区烏丸通四条下ル水銀屋町620
東京本社=東京都世田谷区三軒茶屋2-11-23
設立=平成12年1月
資本金=2億7200万円(平成24年4月1日現在)
売上高=非公開
従業員=70人(契約社員含む、平成24年4月1日現在)
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社会保険労務士 庄司英尚