うそには3種類ある。うそ、大うそ、統計だ。
日本橋人形町で難題解決に日々奮闘している
社会保険労務士の庄司英尚です。
本日は、「SNEP」(スネップ)という言葉が
話題になっているということを
ちょっと聞きましたので、私も調べたところ早速
取り上げているサイトがありました。
SMAPと間違える方はいないかと思いますが
この響き似ていますよね。一文字違いですし・・・。
まあSNEPという言葉を知らないということが
情報弱者といわれるほどではないのかもしれませんが
やはり雇用問題に取り組む弊社としては当然おさえて
おくべき言葉です。
J-CASTによると
「SNEP」(スネップ)という耳慣れない言葉が、
インターネット上で話題になっている。
NEET(ニート)につぐ新たな概念とされ、具体的には
「20歳以上59歳以下の在学中を除く未婚者。就業していない。
家族以外の人と2日連続で接していない」
という人々のことだ。
引用ここまで
「20歳以上59歳以下の在学中を除く未婚者。就業していない。
家族以外の人と2日連続で接していない」
ポイントは、家族以外の人と2日連続で接していない人というところで
思っている以上に結構当てはまる人が多いのではないかと私は思います。
就業していても会社で誰とも話をすることなく帰ってくる人だって
結構たくさんいるわけです。まあそれだと今回の定義には当てはまりませんが
人間関係が希薄化傾向にあり、今まで社交的だった人もだんだん昔の仲間と会ったり
するのが面倒になったりして、SNEPとなるのはわかるような気もします。
「ニート―フリーターでもなく失業者でもなく」「希望のつくり方」などの著書をもち、
「ニート」という言葉を日本で定着させた玄田有史・東大教授らが、2012年半ば頃から
提唱してきたそうですが、総務省統計局「社会生活基本調査」匿名データを使って
集計したところによると、スネップは2006年時点で100万人を超え、過去10年間に
45万人の増加を見せているということです。
SNEPの増加は、社会にとっても良くないことは明らかで、悪循環に
陥ると抜け出せなくなるところもあり、国全体として取り組まなければ
ならない課題であるといえます。
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