厚労省　「非正規」固定化防止へ提言　業務限定などで正社員化を

2012年4月17日公開 / 2014年7月31日更新

テーマ：契約社員・有期契約社員・臨時社員

コラムカテゴリ：ビジネス

みなさんこんにちわ

社会保険労務士の庄司英尚です。

4月17日のサンケイビズより

非正規労働者の正社員転換のビジョン
についてシンプルにわかりやすく解説
してもらっていますので、引用しておきます。

業務限定してでも正社員にしなさいという国の方針
と現場のそんな簡単にできないという苦しい状況が
現実にあります。

景気の影響だけではないのですが製造業などの現場をみていると
働く側の意識、現場の教育などいろいろ改善点はあると
思いますのでまずは国のビジョンについて私もよく理解して
おこうと思います。

以下参考まで

4月17日　サンケイビズ

厚生労働省は、非正規労働者を正社員に転換することを柱とする「望ましい働き方ビジョン」をまとめた。若年者が非正規雇用にとどまるのを防ぐため、勤務地や業務を限定する雇用形態など、多様な働き方で正社員化を促す。学校での職業教育も強化し、円滑に就職できるようにする。

　ビジョンは、正社員として就職ができずに非正規となった「不本意就業者」が2010年に労働者の22．5％を占め、上昇傾向にあると指摘。期間を定めない直接雇用が望ましく、性別などによる格差のない公平な処遇が基本として、正社員化の必要性を強調した。

　具体的には、勤務地限定など無理のない形で正社員にしたり、有期雇用を無期にしたりすることを打ち出した。

　新卒者の最初の就職形態が非正規だと、そのまま正社員になれない傾向があると指摘。職業教育や就職支援で正社員化を後押しするよう訴えた。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　◇

　■「望ましい働き方ビジョン」のポイント

　▽雇用のあり方は無期雇用、直接雇用、公正な処遇の確保を基本とする

　▽正社員で働きたいのに非正規で働く「不本意就業者」に焦点を当て、正社員への転換を促進する

　▽非正規で継続して働く労働者に対しては、正社員と均等・均衡な待遇の確保を促進する

　▽若者を中心に非正規状態が長期化していることを受け、学校教育の段階で、働くことに対する意識付けや啓発などを実施する

本日もコラムを読んでいただきありがとうございました。

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