新型うつ 休職期間中に海外旅行する社員への対応策は?
こんにちわ
中央区日本橋人形町で日々奮闘している
社会保険労務士の庄司 英尚です。
今日は、専門家として気になるニュースがありましたので
取り上げておきたいと思います。
12月16日 読売新聞
家具製造販売大手のニトリ(本社・札幌市)が製造、販売した椅子の脚が折れる事故で転倒して骨折し、うつ病にもなったとして、北九州市の40歳代の女性が同社を相手取り、損害賠償を求めた訴訟の控訴審判決が15日、福岡高裁であった。古賀寛裁判長は事故をきっかけにうつ病が発症したと認定したうえで、同社に約960万円の支払いを命じた1審・福岡地裁小倉支部判決を変更、約1580万円の支払いを命じた。
判決によると、女性は2008年11月、自宅で椅子の脚が折れて転倒し、腰の骨を折るけがを負った。脚部分の溶接に不具合があったという。
古賀裁判長は「事故で健康が回復しない不安などが原因でうつ病を発症し、精神的な原因から歩行困難にもなった」と認定。さらに「骨折で身動きが取れない不便で家族に迷惑をかけている負い目や、事故の精神的衝撃」などを考慮し、賠償額を増額した。ニトリホールディングスは「判決文の詳細は確認中で、コメントは差し控える」としている。
(引用ここまで)
ニトリが製造販売している椅子の脚が折れ、転倒して
骨折し、うつ病になったのはこの事故がきっかけだと
認定された事件で、損害賠償1580万円の支払いを命じた
わけですが、ちょっとびっくりしている事件です。
詳細がわからないので何ともいえないのですが
この事故と病気との間の因果関係があるということ
だと思います。
人事労務とは関係ない部分ですが、うつ病のきっかけが
事故(製造物の欠陥)による場合、このようなことに
発展する可能性があるということを一般的にも
理解しておく必要があります。
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