採用したい人は、どういう人ですか?

庄司英尚

庄司英尚

テーマ:新卒採用・採用


面接を繰り返しているが、なかなかいい人がいないといって嘆いている人が結構います。何を優先順位にするのか、きちんと決めていない状態ではいつまでたっても採用することができなくてもしょうがありません。

住宅を借りるときにも、なかなか決めれずにいると「優先順位を決めてください」とよくいわれますがそれと同じです。例えば某駅から5分以内、10万円以内で日当たりが良くて、リビングが広くて、3階以上で、角部屋で、ペット可能、床暖房付などということを延々と並べていてもその条件に合うところなどは、なかなか見つからないものです。

採用に関しては、まず今回どうしても譲れないものを2つにまずは絞って、その条件に該当する人で、よりいい人を採用するというルールをつくって進めていくのが良いでしょう。

たとえば、今回は仕事内容から考えて、海外の仕入先と交渉できる英語力がある人、そして仕事に対して責任感をもって最後までやり遂げる力がある人を選考の大前提にしていくという方針を決めることができれば、少しは選考もスムーズにすすむようになるかもしれません。

最後に中小企業の採用活動は、求職者に自社を選んでもらうことも大事であり、そのためのブランディングにも力をいれていかなければ、なかなかこちらが望むような人材にはなかなか出会えないものです。

採用活動中に「いい人材がいない」と嘆く前に、まずは、自分の会社の魅力を高める方法はないか?と真剣に考えてみるという発想の転換が大事だと思います。

意外とネックになっているのは、ホームページの採用ページのイメージがよくないだけ」などということは、私の経験からもよくあることなので、一度冷静に考えてみることも大事だと思います。



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庄司英尚
専門家

庄司英尚(社会保険労務士)

株式会社アイウェーブ(アイウェーブ社労士事務所 併設)

プロフェッショナル集団として学び続け、サービス業であるということを忘れず、何事にも全力で取り組みお客様の悩みを解決し、最終的には業績アップに貢献できるよう日々努力します。

庄司英尚プロは朝日新聞が厳正なる審査をした登録専門家です

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