こんな方をなくしたい！なぜ、私の痛みは治らないの？

こんにちは、GENRYUです(^^)

今回は、こんな方をなくしたい！なぜ、私の痛みは治らないの？
こちらのテーマでお届けします。

多くの方々にとって不快なもの、それが「痛み」です。
朝起きたら腰が痛い...
歩き始めると膝が痛い...
立ち仕事が長くなるとお尻が痛い...

痛みがあるととても不快で、
それがあることによって、仕事に手がつかず
生活の質を落としてしまうこともありますよね。

この不快な症状「痛み」を改善するためには、
なぜ「痛み」を感じてしまうのか？という理解がとても大切。
なぜなら「痛み」を誤った認識で捉えてしまうと、
それに対する「アクションプラン」が間違ってしまい
そのため、何年も「痛みが改善せず」苦しんでしまうことになります。

例えば「痛み」は「筋肉が固まったから起こるもので
筋肉をほぐせば痛みは取れる」という認識をもっているとします。
これを解消するためのアクションプランは、
「筋肉をほぐすマッサージ店、整体、整骨院に通院する」になります。
そして実際に筋肉をほぐされるわけですが、
これではあなたもご経験があるように
「一時的に痛みは改善する」が「すぐに痛みが戻ってしまう」
このような結果に陥っていると思います。

そこであなたは、また別な施術を求めて彷徨い歩く...
その間にどんどん痛みが強くなっていく...
このように負のループに陥っている方がとても多い
極めつけは、あなたは「年だから」と言われ
私は「年だから」痛みが治らないんだ...
これで自己完結され、「痛み」は「年をとったから」という
誤った認識をしてしまうんです。


ここで大切な考え方が「脳」のことを知るということです。
「脳」の一番の大切な働きは「生存」です。
「脳」は常に危険や安全を心配しています。
「脳」が何かが危険または脅威であると認識した場合、
その役割は僕たちを守ることなんです。
「脳」が危険からあなたを守るために最初に役立つツールは「痛み」です。
痛みはその瞬間にあなたを守ってくれます。
例えば捻挫をしたとして、「痛み」がなければ傷ついた足首で動いてしまいますよね。
それを悪化させないようにするために「痛み」を出力します。
基本的に「痛み」は行動を変えるツールだと考えられているからです。
「痛み」は末梢で発生するものではなく、
「脳」が安全性と危険性の評価に基づいて作り出すものなんです。

「脳」が評価するとき、これは本当に危険なのか? を見極めるために、
一番大切な情報源は「体からの感覚入力」です。
「感覚入力」は危険評価に役割を果たします。
では、「脳」はどの感覚を重視しているのでしょうか？
それは、視覚系、前庭系、固有受容系の情報です。
これについては、前回のコラムを参照してください。
つまり、「脳」の危険レベルの評価を変えるためには、
視覚系、前庭系、固有受容系の情報を正しくインプットさせることが大切です。



あなたの目は正確に機能していのか？
あなたのバランスは左右ともに機能しているのか？
あなたのカラダの位置は左右ともの対称になっているのか？
これら全ての情報をキチンと「脳」にインプットさせてあげることが
「痛み」を変える上で最も大切なことです！


なんとなくわかってきましたか？
治療に行って、どこどこの筋肉が固いですね...
どこどこの関節が固まっていますね...
どこどこの筋肉が弱くなっていますね...
これらの視点だけで「痛み」を判断していると
「脳」への情報が不足してしまうため、
「脳」はそれを脅威と感じ、
出力として「痛み」を出しているということです。
だから、あなたの痛みは改善しないんです。

僕自身も以前は、踵の痛み、腰痛、首痛、背部痛で悩まされていて、
幾多の整形外科、整骨院、整体院に通いました。
でも、言われることは上記の結果で、
症状が改善することは一切ありませんでした...
それをこの原則を知ってからは、
「痛み」に対する「視点」が変わり、
自分自身で「痛み」を改善することが出来ました！

長くなりましたが、今回お伝えしたことは
「痛み」とキチンと向き合うためにも
とても大切なことですので、
ぜひ、ご理解頂ければと思います(๑•̀ㅁ•́๑)✧

それでは次回も一緒に勉強していきましょう(*^^*)