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コラム

なぜ看護学校で作文がでるのですか?

看護学校を受験する際には、よく作文が問われます。なぜ作文が問題にでるのかと問われると、ちょっと考えてしまいますが、理由はたくさんあります。これまで私が直接聞いてきた範囲で理解するところを言えば、要するに、日本語が書けるかどうかをみたいのです。日本語が書けるかどうかというと、次に来るのは「どの程度書けるか」という問いです。ものすごく高い水準が求められているわけではありませんが、国語文法がある程度身についているというのは必要でしょう。よく言われるのは、
「すごくおいしい」と「すごいおいしい」の違いがわかっていて、どちらが正しい使い方かを説明できる人は大丈夫という尺度です。これは実は難しい問題なのです。基本的な結論だけ言えば、後者は不適切です。「すごい」は形容詞の場合、「すごい」となるのは終止形か連体形です。ここで使うのは、もちろん、連体形のすごいとなりますので、後ろは、体言、すなわち名詞をもってきますから、おいしいは名詞ではありませんので、不適切となります。というわけで、「すごくおいしい」になるのですが、では「すごく」は何かと言うと、「副詞」だと言う人もいますが、おそらく違っていて、やはり形容詞、「すごい」の連用形が正解だろうと思います。英語等では、副詞は、動詞と形容詞と副詞を修飾し、形容詞は名詞を修飾するのですが、日本語は、必ずしもそうではないということです。連用修飾語という言い方もあります。ちなみに副詞は、自立語ですが、変化をしないのが基本です。「すごく」と似た言葉では「とても」というものがありますが、これは変化しません。これは副詞でいいでしょう。
こう考えると、日本語はなかなかに難しいのです。その意味で正しい日本語が使えるかどうかは、相手方からすると、非常に重要な問題ということになるのです。
次に、もう一つ重要ポイントがあります。それは、文章が理解できているかどうかです。400字も書くと、文章が理解できているかどうかはすぐに判定できます。文章になるには、その前段階が「文」、その前が文節です。一般の中学教材では、文節間相互関係のことを文と呼ぶと言います。それは6種です。
(1)主語・述語の関係
(2)修飾・被修飾の関係
(3)接続・被接続の関係
(4)並立(対等)の関係
(5)補助・被補助の関係
(6)独立の関係(独立語)

これを全部理解して使いこなせなくてもいいと、私は思っていますが、主述の関係と、修飾、被修飾の関係は使えないといけません。まずはこのあたりが見られると考えましょう。
次回は中身編です。




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