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井上博文

大学院・大学編入受験のプロ

井上博文(いのうえひろふみ) / 塾講師

株式会社コムニタス

コラム

看護大編入事情新思潮

2013年10月10日

テーマ:看護大学3年次編入

コラムカテゴリ:出産・子育て・教育

看護大学3年次編入入試が近年変化しています。
定員が減少傾向にあることはすでにお伝えした
とおりですが、受験形態も大学ごとに年々変化しつつ
あるので、どの学校が狙い目であるかについては、
まったく言えない時代になっています。

なぜそうなってきているのかについては、
たくさん理由があるので一概には言えないですが、
大学事務関係から伝わってくる情報では、
看護大に編入したいという人が減少していると
考えているようです。
私が思うに、それほど減少しているとは思えないのですが・・

ただ、保健師受験資格が、大学を卒業するだけでは
取れなくなりましたので、それが減少傾向に拍車を
かけていることはあり得ると思います。

近年の傾向で明らかに目に見えることとしては、
大学側の目線は、大学院進学にシフトしていることです。
以前は、編入希望者の大半が、「大卒資格が欲しい」
「保健師になりたい」「助産師になりたい」
この三種しかいないといっても過言ではありませんでした。
しかし、近年の傾向では、それだけでは合格できない
というより、そういった人は求められなくなってきている
ということです。いつの間にか、大学の考え方が
大きくシフトチェンジしたということになります。

だから、近年は、大学院に進学をしたいということまで
将来のビジョンとして持っているかどうかが見られています。
特に今年は滋賀医科大がその傾向を強く示しました。
しかし、上っ面だけで大学院に行きたいというと、
面接でばれますので、余計ひどいことになる可能性も
ありますので、大学院まで視野に入れた計画を立てておくことが
必要です。そうすることによって、具体的に何の勉強をして
それを将来の研究にどう活かし、大学院進学後、それを
看護学の進展にどう貢献するか、といった計画性を示すことが
できれば、かなり前進します。
語弊をおそれず、簡単に言えば、
「資格が取れなくても、大学院で研究をするためには、貴校に入らねばならないのです」
と言うための理論武装をしておく必要があるということです。



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