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コラム

美しい日本は教育から

2011年12月23日

コラムカテゴリ:メンタル・カウンセリング

いくら綺麗にしましょう
美しくしましょうと言っても
心が美しくなければ綺麗にはならないと思います。

そしてそんな美しい心を育むのは
やはり教育だと私は思います。
教育なくして美しい心は育たない。
こう思うわけですね。

例えば幼少期からの教育の基本的な事で
お箸の持ち方なんてのがあります。
これも、たかだかお箸の持ち方くらいじゃないんです。

右利きの人を例に話を進めていきますが
当然のようにお箸は右手で持ちます。
ではお茶碗はどうやって持ちますか?

はい、もちろん左手で持つんです。

お箸は右手で、お茶碗は左手で持つんですよね。
そんな事改めて言われなくても常識です。

しかし最近は、お茶碗を持たない人が意外と多い。
(私はそのように感じます)
つまり、左手は使わないんですね。

ではどうしてるかというと
だらーんと下におろしてるんです。

テーブルにお茶碗を置いたまま
口を近づけて右手だけで食べるんです。

これって見てて行儀も悪いし、横着だと思いませんか?
それとも見てて何とも思いませんか?

実はこれが教育なんですね。

この作法をしっかり教えていれば
右手だけで食べてる人を行儀悪いと感じるはずです。

しかし誰からも教わらなければ
その行為がおかしいとも何とも思わないんですね。
右手で食べて、左手は使わないのが当たり前ですから
見てても何も感じません。

食事の基本的な作法である
右手でお箸を持って左手でお茶碗を持つという事すら出来ないんです。
出来ないというより、それのどこがおかしいのかわからないんですね。


さて、別にどんな食べ方をしようが
食べるという行為としては何も間違ってませんし
食べられたらそれでいいわけです。

しかし食事も一つの作法です。
どんな食べ方をしようがものは食べられますが
果たして見ててどちらが綺麗でしょうか?
作法一つにしても、その人の人柄って見えてきませんか?

たったこんな事でも
きちっとした人なのか横着な人なのかなど
いろんなものが見えてくるんです。

何も難しい礼儀作法の話をしてるんじゃないですよ?
行儀がなってるかなってないかという
細かい話をしてるんじゃないんです。

こんな当たり前の事でも教育です。
そしてこれが美しい心を育むという事ではないでしょうか。

結局こういう事が(例え小さな事でも)
見えない部分に影響して
それがだんだん悩みに繋がっていくのかなぁと私は思うんです。

ですから教育というのは
しつけとかそういったものを超えた
人が生きていく上で必要なものだと私は捉えています。

そうして人々の心に美しい心が育めば
誰も一人で苦しい人生を歩まなくてもいいじゃないですか。
本当に皆が支えあって
より良い社会が実現できると、私はそう信じてます。

今ここで改めて
教育の必要性を訴えていきたいと思います。



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併せてお待ちしてます。

この記事を書いたプロ

宮本章太郎

心理カウンセリングのプロ

宮本章太郎(京都カウンセリングラウンジ)

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