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小橋広市

元建築家。女性の起業サポートするコーチングのプロ

小橋広市(こばしひろ) / 講師

一般社団法人Self&Lifeコンディショニング協会

コラム

忘れ物が増えるのは車線変更ばかりするから

2020年5月3日 公開 / 2020年10月25日更新

テーマ:ビジネスに応用する脳科学

コラムカテゴリ:メンタル・カウンセリング

コラムキーワード: 人材育成 研修勉強法 おすすめ目標設定 コツ

探しものはなんですか~♪って曲がありますが、あなたは過去に探していたモノが、忘れた頃に見つかったことがありませんか?

私は、散々探していたモノが思いがけないところから出てきたことがあります。去年のことです。帰省のために帰り支度をしている際、印鑑が必要なことを思い出し、忘れないうちに予めバックに入れておきました。

ところが、帰省していざ使おうとバックを探しても印鑑はどこにもありません。バックに入れたことをはっきり覚えていたので、まるで狐につままれたようでした。その消えた印鑑が、今頃、普段は使ったことがないバックの中から出てきたのです。

何故、帰省する直前にバックを変えたのか覚えていません。とにかくバックを変えたことで起こった印鑑紛失事件でした。

悩む木人形

私の場合、さっきまで使っていたものがなくなることが多く、それらは決まって思いがけないところから出てきます。

ひどい時にはさっきまであった携帯電話がなくなり、見つからないので、家電から携帯にかけると、冷蔵庫から呼び出し音が聞こえてきたことがあります(笑)。しかし、多かれ少なかれあなたも経験があるのではないでしょうか。

これらのことが起こる原因はただ忘れっぽいだけだと思いますか?

実は、これらの原因は「車線変更」なんです。あることをやっていて、途中で気になることが頭に浮かぶと、忘れないうちに、それを優先するのが車線変更。

車線変更を頻繁にやるほど、無くしモノや忘れモノが多くなるのは、実験でも証明されています。つまり、モノを失ったり、忘れモノをなくすには、いつもと違う行動をしないことです。

頭に浮かんだことは保留にして行動の流れを一定にすれば、携帯電話を冷蔵庫に入れることもなくなります。無くしモノや忘れモノが多い方は、是非、一度、試してみて下さい。

学んだ知識やスキルを使うのを忘れないで下さいね(^o^)

この記事でご質問がありましたらお気軽に連絡を下さい。
あなたにも気付きがありますように


下記に参考になる記事のリンクを貼っておきます。

「年齢と記憶の容器」
50歳と10歳の脳の容量は同じ

「資格を取得するために実践した記憶法」
キーワード記憶法とは



【小さな実践】
忘れ物をした時、何故、忘れたのか記憶を辿ってみる


 

この記事を書いたプロ

小橋広市

元建築家。女性の起業サポートするコーチングのプロ

小橋広市(一般社団法人Self&Lifeコンディショニング協会)

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