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小橋広市

元建築家。女性の起業サポートするコーチングのプロ

小橋広市(こばしひろ) / 講師

一般社団法人Self&Lifeコンディショニング協会

コラム

2つのイラッとすること

2020年5月2日 公開 / 2020年10月25日更新

テーマ:人生の軌跡と羅針盤

コラムカテゴリ:くらし

京都はカラッとした良い天気ですが。今日はネガティブなグチを言います。

先日、下りのエスカレーターに乗っていた時のことです。ほとんどの人がエスカレーターの右側を空けて乗っていたので、私もそれに習っていました。

中間地点に達した頃、後ろからバタバタと激しい靴音がして、私スレスレに若者が荷物を持って駆け下りました。

若者の荷物が私にもかすったので危ないなぁと思っていたところ、何人か前の男性の手提げ袋に若者の荷物が引っかかり、男性とその前のご婦人が転倒しかけたのです。若者は振り返りもせず何事もなかったように走り去って行きました。

エスカレーターでの歩行は禁止されているはずなのに、規則を守っている人が規則を守らない人に気を使い、片側を空けないと非常識のような風潮になっていること事態、おかしいと思うのです。

エスカレーターの上段からトランクが落ちる事故も多発している昨今、そんなに危険をおかしてまで急ぐ必要があるのでしょうかね。

歩道標識

危険と言えば、歩道上の自転車と歩行者の関係にも矛盾を感じます。道交法で自転車通行が認められている歩道もありますが、基本的に歩道は、歩行者が最優先。

自転車が歩道を通行する際は、歩行者に細心の注意を払い、かつ歩行者のわきを通る時は、最徐行で通行することが道交法で義務付けられています。

歩道で歩行者は、時々、予見できないような行動をとることがありますが、自転車が回避できず事故に至ったとしても、自転車の過失の方が遥かに大きいのです。

もし、自転車で加害者になったら自動車損害保険のオマケで付いている特約保険では、とても賄えません。被害者はもちろん、加害者の人生も狂ってしまいます。

京都は条例で自転車保険の加入が義務付けられましたが、まだまだ無保険の自転車が多いようです。幸せな暮らしをしている人が、自転車側の過失で、ある日突然、人生が一変した人を多くみています。

加害者が後悔しても被害者が亡くなってからでは遅いですからね。一人ひとりがちょっぴり他者に気を配るだけで事故は減少するはずです。



【小さな実践】
エスカレーターの歩行が、何故規制されている理由を考えてみる


 

この記事を書いたプロ

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小橋広市(一般社団法人Self&Lifeコンディショニング協会)

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