- お電話での
お問い合わせ - 099-472-0620
コラム
若者から見た「ズレ」への共感について―現代日本の様々な矛盾点を考えてみる―Ⅺ
2017年9月30日
さて、ここまでいろいろと述べてきました「既得権益」或いは「成功体験」といったものについて、そろそろ結論めいたことを導き出さなければなりません。
この点についても古市氏は著書の最後にこう述べています。
― しかし「おじさん」になるのは、悪いことばかりではない。
「おじさん」は「若者」よりもパワーを持っている。
そのパワーを適切に使うことができれば、社会はきっといい方向に変わっていく。
「おじさん」のふりをしながら、「若者」の気持ちを忘れないでいることもできるはずだ。
そして「おじさん」と「若者」が手を組むのはそう難しいことではない。
「ズレ」はちょっとした工夫で埋めることができる。―
私は今年65歳になりました。
「おじさん」どころか、昔だったらとっくに「おじいさん」の年です。
若ぶるつもりも若い人に下手に迎合する気もありませんが、既得権益にあぐらをかく「おじさん」にだけはなりたくない、と思ってきました。
まあ、大した成功体験も持っていません。
「おじさん」にならないためには、常に何かにチャレンジするしかない、と思っています。
とはいっても、古市氏のいうように「若者よりも人脈もお金も経験も、あらゆるリソースを多く持っている。」というのは、ある程度事実だと思います。
お金はともかく、少なくともコンテンツは「若者」よりはかなり持っているつもりです。
せっかく身についたこのリソースを、社会の役に立てなければ「若者」に面目がないと、日々自らを奮い立たせていることは事実です。
ちょいと若作りで講師役を・・・
おしまい
関連するコラム
- 笑いのツボっていろいろだよね―ジェネレーションによって違う「何が可笑しいのか・・・」―Ⅰ 2017-07-13
- 男子のディズニーランド―男の楽しみ、今と昔― 2017-12-13
- 笑いのツボっていろいろだよね―ジェネレーションによって違う「何が可笑しいのか・・・」―Ⅲ(終り) 2017-07-15
- 若者から見た「ズレ」への共感について―現代日本の様々な矛盾点を考えてみる―Ⅶ 2017-09-26
- 笑いのツボっていろいろだよね―ジェネレーションによって違う「何が可笑しいのか・・・」―Ⅱ 2017-07-14
コラムのテーマ一覧
- どーでもいいけど面白かったエピソード
- 「情報発信(アウトプット)」戦略について
- 「情報発信(アウトプット)」戦略について
- どーでもいい話
- 危機管理について
- 専門性について考える
- 地方再生と地域活性化について考える
- ビジネスモデルについて考える
- 事業承継、後継者問題
- 新しい技術、時代について考える
- 業界について考える
- 歴史について考える
- 世代による考え方、行動の違いを考察する
- リーダーシップについて考える
- 日本の文化について考える
- 自分を振り返る
- 経営について考える
- 販売促進戦略
- 経営計画を考える
- コンサルティングについて考える
- 専門性を考える
- 新規事業(起業も含む)について考える
- ファッションについて考える
- 経済問題
- 人生を考える
- 社会問題
- 中小企業経営を考える
- 経営助言
- 経営革新支援
- マーケティング
カテゴリから記事を探す
海江田博士プロへの
お問い合わせ
マイベストプロを見た
と言うとスムーズです
勧誘を目的とした営業行為の上記電話番号によるお問合せはお断りしております。