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海江田博士

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海江田博士(かいえだひろし)

海江田経営会計事務所 

コラム

スタイリスト、「服育」の勧めⅡ

マーケティング

2016年10月7日

面白かったのは、その逆のサンプルとして、イタリアの男のこんなエピソードを語っておられた。ヨーロッパで仕事をされていた時、仕事の打ち合わせに何十分も遅れて来た男性に怒る政近さんに、相手の男はケロッとして
「おお、準子(政近さんのお名前)僕はこんな些細なことで怒る君の険しい顔は見たくないよ。そんな顔をして僕をガッカリさせないでくれ。」
と、こんなことを言うのだそうである。
「私はあんたとデートしている訳じゃない。仕事の話をしているんでしょ!」と、彼女は怒り心頭らしいのだが、そのときの相手の表情やファッションが結構カッコよかったりなので妙に憎めないらしいのだ。
まあ、外国の男のこんなエエカゲンさは真似することはないのだろうが、中身と外からの見栄えが一致することに異論のある男性はいないだろう。
とはいえ、何事にも基本はある。この日はドレスコードの基本、男性ファッションの大事なポイント、など熱く語られた。
また、TPO、T:タイム、P:プレイス、O:オケージョン、つまり、時と場所と目的をわきまえた服装をしなさい、と学習した覚えがあるが、これに政近さんは、P:パーソン、S:ソーシャルの二つを加えて、TPPOSと、現代的にアレンジなさっていたのだ。
さらに大事な話をされていたのは「服育」についてであった。
我々は「衣食住」を生活の基本としている。「食」が乱れると様々な弊害が出てくるということで、今「食育」という言葉が盛んに使われるようになった。「食育」は、特に子供にとって、成長過程の大切な要素として注目されている。
政近さんはそれと同じように人間には「服育」が大切であるといわれる。彼女のような専門家になると、子供の服装の乱れや様子を見ることで、家庭環境、いじめの有無などその子の置かれている状況まで読めるそうである。
「服育」という言葉は初めて聞いたが、その論旨には説得力があった。今までファッションには無頓着であった日本の男性には、大人になってからでも「服育」は必要ということなのであろう。

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