ワンダフルな年に! イヌ を学ぶ
先日、転勤についてとりあげました。
転勤は、必要派の、大和総研の方は、
WBSの中で、「修羅場経験が必要」。
経営者人材を育てるうえで修羅場
経験は大事。何かあるところに行かないと
経験できないとその必要性を話していました。
ある企業で、転勤を廃止したら人が育たなく
なったと嘆く会社があるといいます。
実際それはあると思いますが、業種にも
よると思います。
一方で、転勤は制度の見直しが必要
と主張するのは、リクルートワークス
研究所の大久保幸夫所長です。
とても有名な方で、いろいろな本を
読ませてもらいました。専門誌やメディアで
コメントしたりすることは多いです。
以下
いま6割以上の世帯が共働き。仮に男性が
転勤を受けると働く奥さんのキャリアを阻害して
一緒についていくか、単身赴任。どちらにして
も家庭や個人にとってダメージが大きい。
原因は会社が転勤のルールを明確にして
いないことにあると指摘します。
いずれにしても、ルールがあいまいなところが問題。
今までは、その曖昧なところをうまく
利用してきたのでしょうが、人手不足時代には
選択できることが大事。
優秀な人材も、いずれ転勤になるなら早めに
転勤のない職場に転職を考えてしまう人もいるのは
事実であり、せめて、若いうちは転勤がほとんど
ないような制度などは、どうでしょうか?
あとは、期間を明確に示すこともできれば、なお良いです。
出向だと、一応、期間を決めますが、例えば支店へ
単身赴任してもいつ戻れるのかはわからないので、
従業員の家族や生活のことを考えると、希望は
かなえてあげたいところです。
そんな中で、新たな転勤の制度づくりは、労使にとって
納得できるものを構築できればいいと思いました。
働き方、ライフスタイル、価値観の多様化で、
転勤も今後制度そのものを見直しして、ルールづくりを
しないといけない時代になったと言えます。