新入男性社員「猛暑配慮なく過労自殺」 両親、運送会社を提訴へ
日経新聞に、勤務間インターバル規制の記事
が、少し前に掲載されていました。
私は、勤務間インターバル規制については
以前から興味を持っておりました。
特にあの高速バスの事故があったときからは
より関連する記事を読むようにしています。
記事によると、退社から翌日の出社まで一定時間を空ける
「勤務間インターバル制度」を導入する企業が相次いで
いるとのことです。
睡眠などの休息時間を確保することで、疲労の蓄積を防ぐ狙い
があり、欧州連合(EU)ではEU指令により、各国で浸透しましたが、
日本に法的な規制はありません。
先行した企業で成果が上がればということで、今後
さらに広まっていくものと思います。
実際に記事には企業の取り組み事例も紹介しておりました。
さて、私の知り合いの場合、朝が、9時出社で、夜0時の
終電でほぼ毎日午前様。
36協定はあるからといっても、家で過ごしている時間など
約7時間あるかないか。睡眠時間は、5時間もないとか。
経営者ならまだしも労働者ではちょっとありえません。
飲み会や接待ではない会社での仕事でほぼ毎日午前様では
まずいです。
健康であるから仕事ができて、そこで成果が発揮できるわけで
、疲労した状態では成果も出にくいし、免疫も落ちて体調を崩し
やすくなります。
何か具合が悪いなあと思っていてほっといたら、とんでもない病気
発覚などということもあるので予兆があったらすぐ休んで検査しない
といけません。
労災事故も、小さなヒヤリハットがあってその後に大きな労災事故に
なっていることが多いわけですから同じように考えるべきです。
勤務間インターバルは、三菱重工、KDDIの記事を読みました。
あとはNTTグループも労組と協議したということで大企業には
どんどん広まっていくのですが、中小企業でも同じように
考え方だけは理解しておかないといけません。