コラム

仕事に適性あるのか？

2015年1月31日

コラムカテゴリ：ビジネス

先日、お客さんのところで話していた際に

「仕事に適性はあるのか？」　という話題になったのですが

私自身は適性は関係があるということで
一応、適性検査を実施することを推奨していますし
弊社自身の採用でも参考にしています。

私はぴったり適性に合う仕事だからうまくいくというわけでも
ないと思います。適性にちょっとあっていなくても、それを仕事でやっている
うちに変わってくる部分もあるのかもしれません。隠れた適性が開花する
こともあります。

その職種に就いたのも偶然ではあったとしてもそれは
必然であったわけです。そう運命で決まったいて自分が
導いたことなのです。すべては必然だったということ。

最初は自分の性格から向いていると思っていたけど、ちょっと
したきっかけでやはり適性がないのではないかと不安に
なったりすることもあるでしょう。

私自身も過去に何度かそう思ったことがあります。

その逆で営業をずっとやっていて、営業に適性があると
思っていたのにいきなり経理部に配置転換されて絶対自分に
は適性がないし、あわないと思って気乗りもしなかっ
たのですが、それでも必死に仕事を覚えてやっていたら、
意外と心地よく、もしかしたらこの職種のほうが結構
あっているのではと思ったりすることもあります。

私が言えることは、仕事の適性というよりも
どんな仕事であっても、能力というか意識ということで
仕事そのものをするということに向かない人は
ズバリいると思っています。

趣味とか特技は、すごい生産性が高くて力を発揮しても、
仕事だとさっぱりという人が意外と多かったりします。

遊んだり、飲みに行ったり、一緒に野球をしたりする
仲間としてはほんとうに人間性もよいという人でも
あきらかに、普通の人の半分以下の仕事しか
できないという人はいます。

とても見てはいられないくらいであっても、努力をしている
ようには見えるのでまたそれはちょっと苦しい。
でも意識や基準がまったく違うのですから、やはり
その後変わるということは難しいのです。

最後に自分はこの仕事に向いていないのではないかという悩みは
適性面だけをみて、考えないでほしいなあと思っています。

求める理想が高すぎて、適性がないと思い込んだりもしないほうが
いいですし、やはり一歩一歩だと思います。精神面の浮き沈み
なども関係してくるのだと思いますので、深く考えすぎずが一番です。

果たして私自身もこの仕事に向いているかどうか適性があるかどうか
わかりませんが、いまの置かれている環境で努力してお客様とよりよい
社会のために役立つ仕事をするという視点だけは忘れないようにしたいです。

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