これから創業する方の相談にのりました。
弊社は、来客されるお客様も以前に比べて増えて
いますが、やはり訪問するのが基本スタイルです。
弁護士事務所のような来社が基本スタイルの社労士事務所も
少しは増えてきたかもしれませんがまだまだ少数です。
弊社では、面談相談だけでなくメール相談も確かに多いのですが、
メールで3往復とかやりとりしているとお互い会ったほうが
いいと思っていることも結構あるかもしれません。
近所のお客さんならすぐにお会いして
じっくり話を聞いたほうがニュアンス
もわかるし、ちょっとした勘違いをしなくて
いいこともあります。
簡単な質問にアドバイスをしたり、対処法を相談するだけなら
いいのですが、条件によっても変わることもありますし
、やはり前提条件や背景、1つ1つの言葉の使い方、
そして話し方のトーンや表情などで判断することも多いわけです。
メールだと伝えにくいことも多く、無難になってしまいますし
妙にかたい内容になってしまうこともあり、私らしさがちょっとなくなって
しまいます。
あとは記録に残ることは書けないこともありますので
やはり対面が基本です。電話相談も悪くはないのですが、
長時間話すことになるなら、やはり対面がいいです。
お客様への安心感、顔を見て話せるというのはお互いにメリットが大きいです。
それから、最近はこんな傾向にありますとか、賃金や採用環境の変化
業界ごとの動きなどの話はメールで送ってもちょっと違うような感じがします。
なんか温かみが伝わらないのは好きではないというか
話をしているなかで質問や相談につながることが理想で
あって、雑談のなかにビジネスのヒントや相談の核心があった
りすることもあります。
先日も、お客様のところに行ってから、近所の喫茶店に移動して
いろいろ話をしましたが、やはり会話をするということの
大切さを、30分くらいでも内容がかなり濃いので満足感も
違いましたし、直接反応がみることができるのでメリットも大きいです。
メールで難しい質問に回答するのも
1つに2時間以上かけて考えてまとめている
ことも実は結構ありますが、書き上げてもさらに校正していることも
あり、1つの原稿やコラムを書くより大変なこともあります。
答えがないような質問に対して、仮説をたてて、3パターン、そして
その先にさらに枝分かれすることもあると、読む方も疲れてしまう
のではないかと思うので、いかにシンプルにまとめ、伝えることが
できるかというのが鍵です。
それでもお客様が頼りにしていただいていることを嬉しく
思いますので、そのメールへのお返事がとても温かいものだと
この仕事をやっていてよかったとほんとうに思うわけです。
自分もいろいろな専門家に質問することがあるので
相手の立場にたつという気持ちを忘れないようにしたいです。
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