松屋 プレミアム牛めし 

庄司英尚

庄司英尚

テーマ:アイウェーブ関連

牛丼は、吉野家の味が好みなので月に2回くらいは食べます。

この日は、夜、なぜか松屋の牛丼を食べに行きました。



松屋といえばプレミアム牛めしになり、価格も380円にアップ
したのですが、そのアップと満足度がマッチするかという
ことがポイントですが、結論としては全く別物で美味しかったので
またリピートしてもいいかもしれません。

写真の野菜は100円ですから、あわせても
ワンコインで食べることができるのもいいです。

プレミアム牛めしについては、ダイヤモンドザイの記事を読んでいて
きになったので引用しておきます。

以下引用

松屋のプレミアム牛めし:たしかにおいしい

 一方、松屋では8月から(一部店舗では7月から)、プレミアム牛めしの発売を開始した。価格は380円と200円台が日常となっている牛丼カテゴリーにおいては、明らかにプレミアム帯である。

 従来の牛めしとは異なり、チルド肉を使用し、それに合わせて無添加タレも開発したとのことである。実際に食べてみたが、確かに従来の牛丼の類いとは全く違う。通常の牛丼はそれがどのチェーンのものであれ、かき込むもの、あるいは顧客によってはタレを多めの「つゆだく」状態にして、ほぼ飲み込んでいる状態である。

 しかし、松屋のプレミアム牛めしは、肉質を口の中で感じることができ、噛み締める喜び、そしてタレ効果のせいか、味わいがある。むしろ、かき込むことはできない。牛めしではあるが、食後感は「あ、今日はちゃんと食事をしたな」と思うものである。これなら従来品より約3割価格が高くなっても納得であった。
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従来の普通の牛めしは姿を消す

 しかし、気になることもあった。それは、従来の普通の牛めしがないことである。

 多くのプレミアム商品においては、既存の従来品とプレミアム品が併存して売られている。しかし、松屋の場合はプレミアム牛めしの発売を開始した店舗では、従来の牛めしが姿を消すのだ。つまり、松屋ではプレミアム牛めし以外の牛めしは存在しないことになる。

 これは300円程度でチープな牛めしを食べたければ、他のチェーンに行くしかないことを意味する。松屋では全員が、強制的に従来品より30%高い値段を支払わざるを得ない。従来の牛めしは忘れてください、というメッセージにも聞こえる。
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通常はプレミアム品で顧客層を広げるが・・・

 普通商品とプレミアム商品が並立する場合は、プレミアム商品は普段は普通商品を購入している人のハレの日の商品として、そして、従来品では開拓しえなかった新たな顧客層の開拓として活用をすることができる。

 しかし、プレミアム品しか存在しないとなると、顧客はプレミアム商品への移行か、他社製品への乗り換えのどちらかを迫られることになる。通常の牛めしとプレミアム牛めしの併存をせず、敢えてプレミアムに一本化した点は経営戦略としては非常に勇気がいったのではないかと思われる。

 ビール業界における、サントリーのプレミアムモルツが比較的近い立ち位置かと思われるが、サントリー同様業界内でのシェア獲得につながるのか、あるいは、既存顧客を他のチェーン店に奪われる結果になるのか、非常に興味深い。

 プレミアムモルツの場合は、他社によるプレミアムビールの開発に拍車をかけたため、松屋のプレミアム牛めしがうまく行った場合は、牛すき鍋同様に他社の追随を受けることになろう。その意味では、今回の松屋の牛めしリニューアルは、タレを新開発し、また、みそ汁の味も刷新したということで、小手先の追随では追いつけないように努力をしていると見ることができる。

 プレミアム商品“も”投入することで顧客層を広げるのが王道な中で、しかも大衆食である牛丼において、敢えてプレミアム商品に一本化した松屋の戦略、吉と出るか凶と出るか非常に興味深い。

 8月は、新しいもの目当てでプレミアム牛めしを味わった顧客が多かったのではないかと想像するが、その人気の持続性がどの程度になりそうか、それを見極める上でも来週発表される数値は楽しみである。

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庄司英尚
専門家

庄司英尚(社会保険労務士)

株式会社アイウェーブ(アイウェーブ社労士事務所 併設)

プロフェッショナル集団として学び続け、サービス業であるということを忘れず、何事にも全力で取り組みお客様の悩みを解決し、最終的には業績アップに貢献できるよう日々努力します。

庄司英尚プロは朝日新聞が厳正なる審査をした登録専門家です

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