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井上博文

大学院・大学編入受験のプロ

井上博文(いのうえひろふみ) / 塾講師

株式会社コムニタス

コラム

第3回公認心理師試験が終わりました

2020年12月21日

テーマ:公認心理師になるには

コラムカテゴリ:スクール・習い事

昨日、第3回公認心理師試験が終わりました。
予想問題を作って、配布していましたが、「当たった」との声をいただき、安心しました。とは言え、今年の問題はまた難しく、年々「幅の広さ」の傾向は強まってくると思います。これから問題分析と解説を、当塾の専門家集団が頑張りますので、詳細はあらためて報告したいと思います。昨日、主任が夜中まで残っていましたが、「見たことがない言葉がある」とボソッと言っていました。彼をもってしても、まだ見たことがない言葉があるようです。私から見ると、「これ何?」と聞くと、「それ模試で出しました」というものもたくさんあったのですが、まだまだ研鑽していかないといけないようです。
私が見る限り、徐々に難しくなってきている印象は強いです。合格率は昨年くらいではないかと予測しています。一方で、私から見ても、明らかにわかる問題もありましたので、選択肢の加減で難易度は如何様にもなるとも思います。今年は、「答えがはっきりしている問題」「知らないと無理な問題」「知っていても迷う問題」「どうにもならない問題」などバランスよく織り込まれてる印象です。私たちが模試を作る際には、選択肢マジックはあまり多様しません。受ける人にとって、知識を得るという意味でメリットが少ないからです。しかし、本試験は、いろいろ折り混ざっているのが特徴で、それで難易度を調整しているという印象です。初年度からデータも増えてきましたから、60%という数字に集中していくように問題を作る技術が定着してきたと思われます。
その意味において、目指すところが同じであるから、試験作成側としては、難易度は同じくらいを想定しているのだと思います。しかし、受ける側からすると、過去問を基本としますので、それ以上の問題が出ると「難しくなった」という印象を持つものです。そのため、次年度も幅は広がり、選択肢マジックをうまく使うという傾向は強くなると思います。だから選択肢をよく見ると、答えが明白な問題も難易度があがった分だけバランスを取るという意味で増えるということです。
余談ですが、試験会場ではたくさんの人が『公認心理師試験 これ1冊で! 最後の肢別ドリル 改訂版』を見てくださっていたようです。ありがたい限りです。今後も問題分析をしっかりした上で、より良い教材を作っていきたいと思います。当塾は、もう第4回試験に向けて動いています。まずは解答速報を作ります。一週間くらいで出します。年明けから次年度の講座を作ります。模試や予想問題も、第3回試験を踏まえて作っていきます。次は9月ですので、期間は短くなります。第4回から初めて受験される方は、大変だと思いますが、早めの着手が必要だと思います。ここからしばらくはたくさんの予備校が、解答速報等を出すと思います。今は情報が増えていますので、第3回試験の問題もすぐに入手できると思います。まずは情報戦からです。




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