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井上博文

大学院・大学編入受験のプロ

井上博文(いのうえひろふみ) / 塾講師

株式会社コムニタス

コラム

政治家になるには法科大学院卒を必須要件にすべきです

2024年4月14日

テーマ:大学院に行くメリット

コラムカテゴリ:スクール・習い事

東京都知事の学歴詐称問題がまた出てきました。
先に言いますが、私個人にはどうでもいい話で、さほど興味はありません。
ただ、学歴は私たちの仕事にとっては看過できる話ではないので少し触れておきます。
こういった異常者たちに、学問の世界が汚されることに強い嫌悪感を感じざるを得ません。
この人の学歴などどうでもいいので、早く問題が消えることを願っているのが正直なところです。
ただ、東京都民は、税金がエジプト方面にどう使われてるのかをチェックした方がいいでしょう。
万博とどっちがタチが悪いかは微妙なところです。

色々なことを言う人がいますが、多分、詐称を当人が認めることはないし、エジプト政府が認めることはないし、カイロ大学が認めることもないので、基本本件は決着済です。
私個人の印象では多分「卒業」はしているのでしょう。もちろん、私たち一般の日本人が考える卒業と、エジプト政府やカイロ大学が考える卒業は同義ではありませんが。故に、都知事が強弁するように先方が卒業したと言うのなら、仮に卒業証書に父親の名前が書いていても、それでいいわけなので、どうにもならない話です。
もちろん、日本なら、同じ現象があって、例えば海外の政治家の学歴について、東大がこのような疑惑者のことをメディアに問われたら、「自分で調べてください」「個別の事案にはお答えしかねます」「お答えを差し控えます」ていう回答でしょうから、先方のフェイスブックに彼らのの声明が出る時点で、日本人の普通の認識なら、「怪しい」し、本当の意味でのアカウンタビリティは発生するはずですし、もし世界共通のアカウンタビリティを果たしたら、この人は公職にはいられないでしょう。もちろんそんなことをするわけはありません。
エジプト側はいつか貸したものを返せと言うのでしょう。
この人たちに「まとも」「常識」「恥」「論理」は存在しません。関わらないのが最も大切なことです(選挙は行きましょうね)。

私の持論は、政治家はどの人も法科大学院卒にすべきだということです。
金銭の問題ならそれこそ国が出せばいいだけの話です。優秀なら無償にしても全く大した金額ではありません。日本人が抱えている奨学金という借金を思えば、あるいはどこぞの府が私立高校無償化と言っているらしいですが、それを思えば、はるかに安い金額でできるでしょう。
もちろん、そんなことをすれば、今の与党にとって不利なまともな頭と神経をもった人が政治家に増えることになるので、無理なのでしょうが。
だったら学歴詐称問題は起こりません。
法科大学院の経営にも資するし、政治家もまともな人が微増するでしょうし、そもそも立法者が法律を見たこともないというブラックジョークもなくなるでしょう。

政治家になるには法科大学院卒が必須要件になることを心より願っています。





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