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小橋広市

元建築家。女性の起業サポートするコーチングのプロ

小橋広市(こばしひろ) / 講師

一般社団法人Self&Lifeコンディショニング協会

コラム

老後の生き方エッセンス 第2章.2

2022年10月2日 公開 / 2022年12月11日更新

テーマ:人生の軌跡と羅針盤

コラムカテゴリ:メンタル・カウンセリング

コラムキーワード: 認知症予防対人関係療法ライフプラン 相談

「ゼロから老後を楽しむ」コラムを書き始める前に、似たタイトルがけっこう多くて内容をずいぶん検討しました。考えた結果、身をもって体験したことをストレートに書けばいいと納得した次第です。タイトルに「ゼロから・・・」を付けたのは理由があります。

世間では歳をとってくると頑固になると言われています。若い時の頑固は許されても、高齢者の頑固はかなりの確率で相手に苦手意識を持たれます。

私のお袋がお世話になっている特養でも頑固な利用者の方にはご苦労があるようです。一般コミュニティでも頑固で協調性がなければ、コミュニケーションが取りづらく孤立する可能性があります。

子どもの子育て

老後の過ごし方

老後、配偶者以外に話し相手がいないと少し寂しいでしょう。ひとりが気楽という人もいるかもしれませんが、熱中できる趣味があれば別ですよ、でも現実は年齢を重ねるほど孤独はきついもの。

老後の過ごし方として、第二の人生で起業する、新たな趣味や習い事と出会う、共通する趣味のコミュニティに入る、ご夫婦で旅行するなど、それぞれの楽しみ方はあるでしょう。

ただ配偶者に先立たれ寂しい日々を過ごしている方やご友人が少ない方に限って言えば、好きなことを共有できる仲間や気のおけない友だちを作れるかどうかで、充実した老後になるかどうかのターニングポイントになります。

仲間やご友人が多い方には何も言うことはありませんが、私のように笑うことすら出来なかった人間にとって、友だち作りやコミュニティへの参加は、ハードルが高くマイナスからのスタートでした。

会社員だった方が退職後、気付いたら話し相手もいなかったという話しはよく耳にします。若い頃の私は、社内では浮いていましたが、社外では仲間や友人が多かったので、まさか歳をとって人間関係に苦労するとは思っていませんでした。

重度の心筋梗塞で倒れ建築設計事務所を廃業してからは、孤独に恐怖を感じるようになり、仕事中心の人生で残ったものは疾患を抱えた身体とお粗末なプライドだけ。老後のことなど考える余裕はなく、毎日をそれなりに過ごすのが精一杯でした。

ゼロスタート

先行きも健康にも不安があった私でしたが、ある時期から「何かやりたい」と考えるようになりました。しかし悶々と考えるばかりで行動できず月日は過ぎていくばかり。これまでの仕事ができなくなった自分に何ができるのだろうか。ゼロからスタートする不安で中々一歩が踏み出せなかったのです。

何がきっかけは忘れましたが、いつからか今の自分を客観的に知りたい思うようになりました。
先の自分に必要なことや興味が湧いたことを本やセミナーで学び、その中で実践したことをアウトプットするために、アメブロで1000日修行と題して記事を毎日1000日書き続けました。

毎日休まずに1000日間、継続できたことが自信になり、アウトプットして得たものが老後の楽しみ方のエッセンスとして残りました。こちらのコラムとしては前後しますが、まず、ここからお伝えした方が良いと思って今回、書くことにしました。

どこまで続くか分かりませんが、自己開示から始まり、老後を楽しむために必要だと思うエッセンスを気負わずお伝えしようと思います。あなたとは環境も考え方も違いますが、不必要なものは削ぎ落として必要なものだけを抽出して応用できるものがあったら、あなたの状態に置き換えて実践してみて下さい。



【小さな実践】
考えがまとまったら行動、検証、改善を愚直に実践し続けてみる


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この記事を書いたプロ

小橋広市

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小橋広市(一般社団法人Self&Lifeコンディショニング協会)

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