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小橋広市

元建築家。女性の起業サポートするコーチングのプロ

小橋広市(こばしひろ)

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コラム

金魚鉢の人間

人生の軌跡と羅針盤

2017年11月9日 / 2018年9月24日更新

ずいぶん前の話ですが、
京都の二条城二の丸御殿で開催していた
金魚アートアクアリウムに行った時の話。



金魚鉢



行くまでは興味津々でしたが、
会場に入ると、まるでSF映画のワンシーン、
金魚が生体実験されているように感じ、
変な違和感がありました。
 
周囲の観客から聞こえてくるのは
「キレイ」とか「カワイイ」という
大人の女性の声がほとんどですが、
中には「可哀想~」という子供の声がして
少しホッとした気持ちになりました。

一緒に行った友だちも、
「金魚が寝る時間に水槽をライトアップして
周りに人がいたらストレスで死んでしまう」
と言っていたのが耳に残っています。

実際、移動時には数百匹の金魚が
死んでいくそうです。


では、
お祭りの金魚すくいはどうなのか
おそらく金魚すくいの金魚は
もっとストレスがかかっているはずです。

でも、金魚すくいは、
私が子供の頃からあるイベントなのに、
金魚が可哀想と思ったことは
一度もありません。

金魚アートアクアリウムと
金魚すくいは何がどう違うのか

金魚すくいの金魚は
自宅に持って帰って飼うことが
前提になっているイベント。

そこには小さな育みや慈しみがあります。
しかし、金魚アートアクアリウムの金魚は
ただただ観ることが目的なので、
そこには育みや慈しみはありません。

人の考え方もそれぞれ、
私のように興味津々で行ったけど、
実際に観て幻滅した人。
始めから観たくない人。
観たらより感動した人。

個々で価値感が違うので
どの考え方も間違いではありません。

観に行って写真を撮った私が
「可哀想だからやめてほしい」などと
言ったところで説得力はありません。

それどころか、
ストレスが溜まるという意味では
動物園の動物たちも同じ。
それなのに、私は動物園が大好きです。

金魚はダメで動物はOKというのも
矛盾した話。

結局、人は自分の都合や立場の違い、
そして感情で行動する動物という
結論に達しました。

人はそれぞれ、
感じ方もそれぞれだけど
できる限り、生きとし生けるものを
育み慈しんでいきたいですね。



【小さな実践】
物事を自分視点と他者視点から
考えてみると普段は観えない部分が現れる



 

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