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小橋広市

元建築家。女性の起業サポートするコーチングのプロ

小橋広市(こばしひろ) / 講師

一般社団法人Self&Lifeコンディショニング協会

コラム

ストレス太りは副交感神経が犯人

2019年2月27日 公開 / 2020年10月25日更新

テーマ:マインドセットの書き換え

コラムカテゴリ:スクール・習い事

ストレス


最近、早朝の満員電車に乗ることが多くなり、かなりストレスが溜まっています。毎日、乗るわけではないので勤めていいる方に比べるとましかもしれません。

サラリーマンの方は、通勤でストレス、人間関係でストレス、仕事でストレスなど多くのストレスを抱えています。他にも下記のようにストレスが溜まる要因は色々あります。

付き合い、混雑、人間関係、仕事、雑音、環境、温度、疲労、食事、飲酒、勉強、ダイエット、恐怖、肥満、動物、PC(スマホ)・・・

同じ要因でも、それぞれの価値観でストレスが高かったり低かったり千差万別。このストレスというのは実に厄介で、ほったらかしにしていると怒りや病気の原因になります。


私の現在のストレス要因は、肥満と混雑。肥満というのは、健康を考えて食事制限しても満員電車のストレスで、つい食べてしまう。その罪悪感が二重のストレスになっています。

自律神経とは


心筋梗塞を2度やり、標準体重オーバーで膝を痛め、ダイエットの基礎知識があり、生活習慣の専門家である私が何故、ダイエットできないのか! これは私がアクセルとブレーキの両方を同時に踏んでいるからです。

どういうことかと言うと、人間の身体には自分が意識してなくても働いている自律神経というのがあります。自律神経は「交感神経」と「副交感神経」の2つに分けられ、
この2つの神経が互いにバランスをとりながら働いてくれています。

交感神経は「闘争あるいは逃走の神経」とも言われ、日中の緊張モードで優位に働く神経です。一方、副交感神経は「休息の神経」と言われ、夜中に優位に働いているリラックスモードの神経です。

これらの2つの神経は、どちらか一方が働くと、もう一方が抑制されることでバランスを取っています。身体の部位や状況に応じて、アクセルとブレーキのようなコンビネーションで役割を果たしています。

怒って興奮したり、テンションが上がっている時は交感神経が働いて緊張状態です。一方で、食事をしたり、感動する映画を観たり、風呂に入ったり、マッサージを受けてリラックスしている時に副交感神経が働いています。

ダイエット

私のお腹ではありません(笑)

ダイエット失敗のルーチン


自律神経を乱さないためには、互いのバランスを崩さないことが重要ですが、時として副交感神経が災いする時があります。それはどんな時かというとダイエットで食事制限をしている時。

脳は痛みを避け快楽を求める性質があります。食事制限の空腹感は脳にとっては痛みなので交感神経が働いています。そのバランスを保とうと快楽を求めて副交感神経を働かすために食べすぎてしまう。これでストレス太りに陥るわけです。

これが私がダイエットに失敗するルーチン(笑) 本当にダイエットするためには、情無用の家族の協力が必要です。ひとりで生活習慣の改善をするより他者を巻き込むことです。誰かにコミットメントし協力を得ると、成功率がグ~ンと上がります。




【小さな実践】
飲酒、喫煙、食事、睡眠のような生存に関係する生活習慣の改善には、信頼がおける他者にコミットメントし協力を得ながら改善の経過報告をする

この記事を書いたプロ

小橋広市

元建築家。女性の起業サポートするコーチングのプロ

小橋広市(一般社団法人Self&Lifeコンディショニング協会)

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