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コラム
セルフイメージを自分色に塗り替える
2019年2月26日 公開 / 2020年10月25日更新
過去は変えられる
未来は変えられるが過去は変えられないという話をきいたことがあると思います。実は過去も変えられます。どういうことかと言うと、過去に起こった出来事は変えられませんが、その出来事に対する捉え方を変えることができます。
例えば、私が幼い頃のお袋のイメージは「とてつもなく恐い母親」で、ヒステリックですぐ殴る母親というレッテルを貼っていました。
今でこそ話せますが、私は小学3年の頃までおねしょをしていました。今になって原因は、お袋にあったのだと思います。おねしょをした朝は、お袋にホウキの柄で叩かれました。そんなお袋から、どんな手段を使ってもおねしょを隠そうとしました。
最終的には、おねしょをした布団を近くの山に捨てたこともあります。布団を捨てたことで怒られるのは、すっかり頭から抜け落ちていました。
それくらいおねしょで怒られることが恐怖だったのです。おねしょ=怒られることにフォーカスして、おねしょをする自分と向き合うことができなかったのです。
お袋のしたことは今で言うならDVです。この事実は変えることはできないけど、私はお袋のことを恨んでいません。それどころかとても愛情深い人だと思っています。
私のような経験は、その時の捉え方次第で最悪の結果になります。私とまったく同じ過去があったとしても、私は愛情深いと感じるが、ある人は鬼と感じるかもしれません。同じ事実でも捉え方で、過去の記憶は塗り替えられます。
タイムラインは、過去→現状→未来へと流れていきますが、過去も未来も自分次第でどうにでもなるということです。どのような選択肢があっても、最終的には自分で決めています。
セルフイメージを創る
過去のステキな想い出も、その時は色んな悩みや問題を抱えていたと思います。でも思い返した時にはステキな想い出の記憶に、脳が塗り替えているので、全部ひっくるめて「ステキな想い出」です。
あなたの過去も現状も未来も、誰でもない全て自分が創っているということ。物事の捉え方を変えるのは、時間もかかるし楽ではありませんが、少しずつ捉え方を変えてみましょう。きっと世界観が変わるはずです。
【小さな実践】
悩みや問題にぶつかったら、思いつく限り前に進める選択肢をノートに書き出してみる
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