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小橋広市

元建築家。女性の起業サポートするコーチングのプロ

小橋広市(こばしひろ) / 講師

一般社団法人Self&Lifeコンディショニング協会

コラム

座る席の重要性

2018年7月16日 公開 / 2020年10月25日更新

テーマ:困った時のハウツー

コラムカテゴリ:スクール・習い事

昨日、電車に乗っていた時の話。ガラガラ状態にも関わらず、私のすぐ横に、汗だくのめちゃ太った40代の男性が座ってきました。席はガラガラなのに私とその男性が密着して座っている状態です。どう見ても不自然な光景ですよね(笑)あなたはどうですか。座る位置に気を使いませんか?

小学生の頃の席替えは、重要なイベントでした。一度、席替えをすると学期中は変わらないわけですから、好きな女の子の隣だったら毎日が天国です。それは大人になっても同じ。会議、飲み会、接待、打合せ、セミナー、合コンと、後から行って空いている席に座ればいいけど、そうはいかない場合があります。座る位置によって、その日、楽しめるかストレスがかかるかの2つに1つです。

私は飲み会には時間より少し早めに行って自分の好きな席に座ります。早く帰ったり、お手洗いが近い人ならなるべく端に座ったほうが良いですね。腰が悪い人なら壁を背にする。落ち着いて座りたい人は奥の席。サラリーマンをやっていた頃はよく幹事をしていたので、席はいつも末席の通路や出入口寄り、落ち着いて飲んだことがありません。


接待で和室を使うとゲストは必ず床の間を背に出入口に向いて着座します。これには色んな説があって、花や掛け軸がある床の間を背にして座るとゲストが映えて見えると言いますが、実は、ゲストにとって床の間を背にすると心理的にストレスが掛からない席です。

上座だと、入ってくる人は即座に確認できるので、場の空気を読みやすいですね。遅れた人がいたとしても部屋に入った時点で、すぐにゲストにご挨拶ができます。こういった面でも上座は心理的に一番、落ち着ける場所なのです。職業的にコーチは、席が重要になります。クライアントさんによって対面であったり、ハの字の状態で左右どちらかとか距離感はどうかとかね。



セッション2



コーチングする時は、対面より、ハの字の状態が良いとされています。理由は、コーチの視線に気を使わずにクライアントさんが考えることができます。ただ、コーチにとってはクライアントさんの目の動きや仕草を観察することができないので、ほとんど言語のみに頼ることになります。どちらにしても、クライアントさんがリラックスできる位置が一番。どんな時にも、どうせ同じ時間を過ごすのなら、寛げる席に座りたいものですね。



【小さな実践】
二人並んで座るとしたら、あなたはどちら側が落ち着けますか



 

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小橋広市(一般社団法人Self&Lifeコンディショニング協会)

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