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コラム
儲けると稼ぐの意味は天と地ほどの違いがある
2019年1月14日 公開 / 2020年10月25日更新
あなたは種や苗から植物を育てたことがありますか?
私は小学生の頃から、やんちゃ坊主のくせに植物を育てるのが大好きでした。花壇の世話係も自らやり、何の種かも分からないのに花壇に植えて芽が出てくるのを楽しみに毎日水をやるという、まるで少女のようなところがありました(笑)
儲けと稼ぐ
さて、今日は「儲ける」「稼ぐ」の言葉の意味をお伝えします。この意味は、私がかなり影響を受けているトップマーケッター神田昌典氏の受け売りです。
彼はこう言っています。
「儲ける」は、漢字を部首に分けて考えると、「信」と「者」から成り立つように、顧客を信者化してお金を得ようとする状態。
それは利益を最大限にする目的で、顧客を依存させてしまう危険性を含んでいる。だから倫理観によるコントロールが必要。
一方、「稼ぐ」は、禾(のぎ)偏の「稼ぐ」は、「家」に「禾」すなわち、愛する家族に糧かてをもたらす光景をイメージできる。
また、古来の日本には、収穫した稲穂を天からの恵みと考え、食物の神様である豊受大神を祀る神社に奉納する習慣があったことを考え合わせると、稼ぐとは、地域全体が繁栄するための奉仕を意味している。
このように神田氏が伝えていました。
つまり、「稼ぐ」という言葉には、ビジネスで得たお金を、他者の幸せに使いそれを循環させることで社会が繁栄するという意味があるそうです。今まで、「稼ぐ」という言葉に対して、品がないという私の思い込みや概念でした。
普段、何気なく使っている漢字にも深い意味があるのですね。
【小さな実践】
時間を忘れるくらい情熱を傾けられ、それを社会に伝えることで世の中が繁栄し、繰り返し循環できて再現性がある強みや専門性を見つけてみる
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