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小橋広市

元建築家。女性の起業サポートするコーチングのプロ

小橋広市(こばしひろ) / 講師

一般社団法人Self&Lifeコンディショニング協会

コラム

カテゴライズした脳は賢い

2018年6月24日 公開 / 2020年10月25日更新

テーマ:ビジネスに応用する脳科学

コラムカテゴリ:スクール・習い事

最近、大真面目に悩んでいます。若年性認知症では・・・と。会話の中で突然、まったく話題に関係ない単語が突然、出てきたりします。と言ってもパートナーと話す時だけですけどね。このようなクセを持っている私だからこそ、人間の脳にはとても興味があります。



レゴ



記憶は脳の中で、本屋のカテゴリー別に分けた本のようにカテゴライズされているので、記憶は関連キーワードで呼び出します。ここまでは普通の人の脳ですが、私の脳を分析すると、記憶する際に無造作に本棚に置いてしまう為、キーワードで呼び出しても、違う種類の本が出てきます。数字を覚えるのは苦手ですが、写真やイラストが10枚程度だったら数秒でどんな写真やイラストがあったかをほとんど記憶できます。少しトレーニングすれば10枚を1セットにして10セット、100枚程度なら数分あれば覚えられると思います。右脳タイプなので絵や映像、形の記憶が得意です。


昔、携帯電話がない頃、電話番号は50件くらい普通に覚えていました。どうやって覚えていたかというと、電話番号と相手の顔や店などをセットで、映像で記憶していました。どこで教えてもらったわけでもないのに、大切なことを記憶する際には、関連キーワードを映像に結びつけてカテゴライズしていたのでしょうね。

論理的に文章をまとめるのが苦手で、ブログやメルマガの記事を書いている時でも、私の脳の中には映像が目まぐるしく出てきて、その映像に沿って文章を書くという方法で書いています。だから読者さんに伝わらないのでしょう。

例えば、経験したことを相手に話す時でも、ドラマのように映像シーンが出てくるのでそれに沿って話していると、つい長くなって相手が疲れて「オチは?」とか「結論は?」と言われる始末。でもね。文章は苦手でも脚本は得意です。高校の文化祭の寸劇は私がぜんぶ脚本を書いていました。脚本を書く際、映像が同時に浮かぶので、そのまま演出までできるわけです。

こんな私でしたが、この年令になって、改めて他者に伝える難しさを痛感しています。特に私のように映像でイメージする人と、論理的に考える人とは、同じ内容でも二通りの伝え方をする必要があります。どちらかと言うと、右脳で考えるタイプの人と話す方が楽しいですね。



【小さな実践】
五感を使って記憶する・論理的に数値などで記憶する
あなたはどちらが得意かやってみる



 

この記事を書いたプロ

小橋広市

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小橋広市(一般社団法人Self&Lifeコンディショニング協会)

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