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小橋広市

元建築家。女性の起業サポートするコーチングのプロ

小橋広市(こばしひろ) / 講師

一般社団法人Self&Lifeコンディショニング協会

コラム

ビジネスに応用できる心理効果

2016年11月9日 公開 / 2020年10月25日更新

テーマ:関係性コンディショニング

コラムカテゴリ:スクール・習い事

先日、帰郷した際、
認知症のお袋のケアマネジャーと
今後のことで話しをした際、
私は息子として、ケアマネジャーはプロとして
互いに引けない強い想いがあるので
着地点に苦労しました。

ケアマネジャーのような
専門的な経験と知識がある方は、
明確な答えを自分が持っているので、私のような
素人の話にはあまり理解を示そうとしません。

このアマネジャーのようなタイプを
内的基準型といいます。


2つのタイプ


人のタイプは大きく分けて
外的基準と内的基準の二つのタイプがあります。
もちろん、どちらかの傾向が強いだけのことです。

例えば、

外的基準型は、物事の判断や決断に、
周りの人の意見や情報を元に判断する傾向が強い。

内的基準型は、情報として外にも目を向けますが、
最終的な判断基準は、常に自分で判断する
傾向が強いので、他者から、押し付けを
感じさせる言葉には反発したりストレスを感じます。


初対面の人とコミュニケーションする場合は、
最初は外的基準ですが、人や場に
慣れてくると内的基準になっていきます。


こんな事例が分かりやすいと思います。

あなたが新入社員で入社したとします。
今までとは違い、周りは知らないことだらけ、
最初は先輩や上司の言葉に素直に耳を傾け、
職場の情報を収集し、自分の居心地を
良くしようと心がけています。

この状態は、
組織の中で協調性を重んじる努力ですから
いけないことではありませんが、
これが外的基準の状態。


そうしているうちに、
社風にも慣れて仕事の流れもわかり、
周りの人間関係も把握できます。

「あの先輩とはプライベートでは
付き合わないようにしよう」
「係長より、課長に気に入られた方がいいな」

というように要領もよくなり、
あなたの考えで動けるようになります。
これが内的基準の状態です。


双方の関係性において、
相手がどの基準でコミュニケーションを
とっているのか分かると相手との距離感が解り、
起業するあなたには、必須なスキルです。



 

この記事を書いたプロ

小橋広市

元建築家。女性の起業サポートするコーチングのプロ

小橋広市(一般社団法人Self&Lifeコンディショニング協会)

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