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小橋広市

元建築家。女性の起業サポートするコーチングのプロ

小橋広市(こばしひろ) / 講師

一般社団法人Self&Lifeコンディショニング協会

コラム

脳を騙してみませんか

2016年10月18日 公開 / 2020年10月25日更新

テーマ:ビジネスに応用する脳科学

コラムカテゴリ:スクール・習い事

一攫千金で得た数億円も
一瞬で借金地獄になった人を
何人も見てます。

ていうか、友人にいます(^o^)

順風満帆だった会社も
ちょっとしたことで倒産したりね。
人生は山あり谷あり。

こんなことは運命だから仕方ないという人も
いるでしょうが、これらは自身の脳が
作った出来事です。


例えば、

ビジネス、人間関係、病気、
夫婦関係、恋愛問題、悪習慣、
これらの出来事は、
すべて脳がコントロールしてます。


左脳と右脳の働きの違いなど、
既にあなたはご存知だと思います。

でも、実際は言われているほどはっきりと
左脳と右脳が作業分担しているわけではなく
脳梁という部分で左右が繋がり、
絶えず情報が行き来しています。


ちなみに、
女性の脳梁は男性の1.5倍ちかく
脳細胞が密集しているので、男性より的確に
左脳と右脳の情報交換ができるそうです。

現に、女性は男性より直感力が優れ、
男性の下手なウソは簡単に見破られるのも
うなずけますよね。


2つのタイプ


私たちが、普段、考えていることは、
「顕在意識」


生存に関係する知識や習慣は
「潜在意識」


顕在意識(表面意識)

潜在意識(無意識)


これらの意識は、
海に浮かぶ氷山に例えられたりします。


意識の割合から言うと、
海上に見えている氷山の一部が
「顕在意識」

海中の見えない部分が
「潜在意識」

水中に隠れている90%以上が
潜在意識なんですね。

この無意識の領域の中に
生命維持に関係するものが記憶され、
それらに生活習慣も刷り込まれています。

習慣は、
あなたの一日の行動の40%を占め、
ほとんど無意識に動いています。


脳科学的に言えば

顕在意識→短期記憶
潜在意識→長期記憶

この2つの領域に関係している場所が
「海馬」という一時預かり所。

海馬は記憶容量が少ないので
不必要な情報を削除しています。

海馬が情報と判断する基準は、
「生命維持」に関係しているかどうか。

生存に必要でないと判断したものは削除され、
それをクリアしたものを長期記憶に保存します。

あなたが感動した目からウロコの講座も
生命維持に関係なければ24時間で
70%以上が削除されます。


ですが、

上手に海馬をだます方法があるんです。
それは「反復」です。

短期間で反復し、何度も同じ情報を入れると、
海馬が生命維持に関係してると判断します。

これは、あなたも経験している受験勉強。

どうしても記憶したい時は
学習した翌日、一週間後、二週間後、
1ヶ月後と復習すれば長期記憶に
刷り込まれます。


どうですか、

これらはビジネスに不可欠だし、
マインドセットの構築や生活習慣の改善
ほとんどのものに応用できる学びですよ。



 

この記事を書いたプロ

小橋広市

元建築家。女性の起業サポートするコーチングのプロ

小橋広市(一般社団法人Self&Lifeコンディショニング協会)

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