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小橋広市

元建築家。女性の起業サポートするコーチングのプロ

小橋広市(こばしひろ) / 講師

一般社団法人Self&Lifeコンディショニング協会

コラム

最初にする起業準備

2016年10月3日 公開 / 2020年10月25日更新

テーマ:マインドセットの書き換え

コラムカテゴリ:スクール・習い事

私が店舗デザインをする時は
オーナー様と一緒に経営方針まで
関わっていくこと多かった。

オーナー様の経営方針やターゲット層を
把握してないとデザインができないからだが、
始めから貸店舗にするオーナー様と
打合せする時が一番、シンドイ。

それは、
こんな借り主に借りてもらいたいという
意向はあるが、オーナー様が店舗を経営する
本人ではないので無難なデザインをしてしまう。

つまり、
オーナー様の思い込みや先入観が
入っているので、思うように借り主が見つからない。



こんなことは、
ネットで集客する時も同じで、
コンテンツを作る側の思い込みや先入観
「売れるはず」で作ったコンテンツはまず売れない。


では、しっかり市場調査をして
データ分析して出したコンテンツなら
売れるだろうか。

いえ、お客様は、
「まぁ真新しいけど、今買う必要はないな」
で終わるかもしれません。



では、何が売れるのだろうか。


それは、自分が悩んでいたり、
困っていること、何とかしたい問題を
解決できるコンテンツを作ることです。

同じ問題を抱えているお客様が
疑似体験できるようなコンテンツなら、
「こんなのが欲しかった」とお客様の方から
求めるでしょう。


コミュニティモデル


私が第二の人生で起業した際、
上手く行かなかった要因は思い込みです。

重度の心筋梗塞で倒れたことで、
命に関わる生活習慣の改善コーチなら
危機感を持ってもらえるし、ビジネスにも
影響する大切なことなので、きっと需要があるはず。

「自分がやらなきゃ誰がやる」というような
使命感もありました。


そんな思い込みでスタートしたものの
鳴かず飛ばずで、コーチという職業にまで
自信をなくしました。



そうは言っても、

私の起業歴は、学生時代に、
とんでもない集客方法で
高額授業料と生活費の全てを
ステンドグラス制作でまかなった
これが1回目の起業。

狭小敷地専門の建築設計事務所
これが2回目の起業。


起業した時に大切なのは、
アイデア→実践→検証→改善→実践
といいますが、これは準備があってのこと。


重度の心筋梗塞で全てを失い
マイナスの状態で還暦からの起業、

あせりと思い込みで挫折を味わったのは
起業準備を怠っていたからです。


起業準備というのは、
人脈でも資金でもありません。

心からやりたいことの発掘と
継続できるビジネスマインドセットです。

この記事を書いたプロ

小橋広市

元建築家。女性の起業サポートするコーチングのプロ

小橋広市(一般社団法人Self&Lifeコンディショニング協会)

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