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海江田博士

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海江田博士(かいえだひろし) / 税理士

税理士法人アリエス

コラム

目的と手段をはき違えないことが肝要―私があえてアンチ断捨離宣言する理由―Ⅲ(おしまい)

2023年12月13日

テーマ:人生を考える

コラムカテゴリ:くらし

自らも「断捨離」は必要と認めてはいるものの、いろんなものをそぎ落として完全にスッキリとした生活に、というのもなかなかなあ・・と思っている私。実際、いまだに余計なことにもあれこれと手を出しているのであります。

人生楽しまなきゃあ

と、まあ、ここまでごちゃごちゃと書いてきましたが、私自身は着ること食べること遊ぶことなど、あれこれ楽しみながら生きているわけです。もちろん仕事は、私の人生の大きな要素の一つであることは間違いありません。
しかし、ここに注力するあまり、例えばあれこれ遊ぶことや、お酒をたしなむこと、服について考える楽しみ実際着る楽しみ、美味しいものを食べる楽しみ、といったことを切り捨てるつもりはないのです。そのことが今の私にとって、仕事とトレードオフになるとは考えられません。(「少しはそうなっているんじゃないですか?」という部下の意見は無視して)

俺は好きなものに囲まれて暮らすんだ!

私の友人に、いろいろと多趣味で、中でもオーディオではすごい装置を揃えている奴がいます。彼は、別荘も持っているのですが、その中に専用の広い空間(オーディオルーム)なども作ってしまいました。当然、彼の持っている物の量は、一般的な暮らしの人よりもかなり多くなっています。
その友人と「断捨離」について話していたら、彼は「「断捨離」なんてクソくらえ!生きて楽しめるうちは、好きなものに囲まれて暮らすんだ。」と言っていました。まあ、私は、彼ほどに言い切る自信も決意もありませんが。
しかし、近頃の「断捨離」の本など見ていると、どうにもそれが行き過ぎて「そこまで地味な暮らし、ホントにしてみたいのかなあ?」と思えるようなものも多いような気がします。なんか「持たざる暮らし」というものに、極端に振れてしまっているようにも見えるのです。

何のためにやるのか

考えてみれば「断捨離」というのは、そもそも目的ではなく手段です。今よりもいい状況、暮らしというものを目指したいから、それに取り組むプロセスだろうと思います。
先述のように、モノの多さが何かほかの大事なことと、極端にトレードオフの関係になるのであれば、真剣に取り組んでみるべきでしょう。そうすれば、現在の悪い状況が改善されることは間違いありません。
だとしても、それ自身が目的化しては意味がないと思うのです。そうやって改善することで、さらに高い次元の生き方を実現し、人生を充実したものにしていく、といった明確な目的がなければならないはずです。

当面このままで・・・

まあ、私の場合、仕事上の新しいアイディアを出したり、こんな風にものを書いたりということを大いにやりたい方なので、もうちょっと身辺がスッキリと片付いたらなあ、とは思っています。で、ときどき、身の回りを整理整頓したりはするのですが、「断捨離」を強力に決行、といった境地にまでは至っていません。
一度、「断捨離」しまくる、といった極端なところまで振り切ってしまわないと、また見えない世界もあるのかもなあ・・と思いつつ、「ある程度好きなものに囲まれて暮らしている今の生活がそれなりに楽しいからまあいいや。」ということで、当面このまま行こうと思っているのであります。



料理教室通うとか・・
そうすると、台所用品の数も増えまして・・


つづく

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