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八巻稔秀

独自のエクササイズで骨格を本来の形に整えるスポーツトレーナー

八巻稔秀(やまきとしひで) / スポーツトレーナー

TYカラダ調整セラピー

コラム

スポーツ&ダンス上達のために、歩きで必要な”重心移動”

2019年11月18日 公開 / 2020年11月7日更新

テーマ:スポーツパフォーマンスアップの秘訣

コラムカテゴリ:スクール・習い事

前回の記事に引き続き、重心移動についてのお話です。

重心移動を知れば、スポーツ&ダンスが大きくレベルアップする!



重心の移動とは、簡単に言えば”体を移動させる”ことです。

スキーであれば、左右の足に交互に重心を移動させることでターンがスムーズになりますし、
ゴルフや野球・テニスのような球技なら、打撃時に筋力+移動の力でより大きな力を生みます。
バレエやダンスでも、体をスムーズに動かすためには、スムーズな重心移動が必要です。



重心移動という言葉は、スポーツの指導などで出てくる言葉ですが、
これは実は日常の歩きなどの動作にも大いに関係があるのです!

実際には、ほとんどの人が重心を上手く載せ、それを移動させる事が出来ません。
これが出来るわずかの人が、

・スポーツで才能を発揮し、
・理想の体型を維持することが出来る
と言ってもいいでしょう。

歩くときなど、移動する際に、
重心を足の上の適切な位置にのせたまま前へ進む事で、
重心移動を使った歩きや走りが成立するのです。


今回は重心移動のメカニズムを少し説明してみましょう。


しっかり立って、重心(骨盤)を足の上へ


総合重心点という、重心の中心が骨盤のあたりにあります。
きちんと立つと、骨盤が足の真上に来ますので、重心も足の上にのります。
移動をする際は、ここから体が落ちないようにします。

スクワット 立位

重心移動 解説


ですからまずはここに体を持ってくる事が出来る事・
ここに体が有ることが一番楽である事・を認識出来る事が必要です。



で、折角載せたところで、歩き出したら落ちてしまうのでは、
正しい姿勢をつくる意味がありません!
重心を適切な位置に置いたまま、言い換えると体が足の上に載ったまま
移動しないと姿勢は崩れてしまいます。


重心を前後左右に落とさずに、体を移動させるには?



とりあえずはこんな風にやってみてください。


ほとんどの方は骨盤や上半身が正常な位置より下へ落ちていますから、
真っ直ぐ立ったところで、骨盤・肋骨を高い位置のまま上下させないように
(真っ直ぐ立つにはこちら
ゆっくり足踏みをしてみましょう。


歩き 重心移動


そして、前へゆっくり進んでみます。

腰のあたりに床と平行の線を引いて、
そこに沿って歩くイメージで歩いてみましょう。

重心移動 歩き


左のように上下動が入ると、
骨盤後傾のような重心逸脱の姿勢に陥りやすくなるので、

最初にセットした位置のまま、骨盤の位置・傾きを変えずに
移動する事を練習してみてください。
(ゆっくりでいいですからね。)

この記事を書いたプロ

八巻稔秀

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